株式会社ループス(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、忍者のごとき身軽さで私たちの安全を守る広島県の「ループス」が登場。彼らの正体は…特殊高所技術者。橋やダムなどのコンクリート構造物にできる傷やひび割れなどを調査、点検するお仕事です。今回はそのスリリングな現場にカメラが密着!大きく高いダムの壁を一本のロープを頼りに自在に動く姿を見た八嶋は「かっこいい!」と興奮しますが、その過酷さを体験すべくスタジオでロープ登りにチャレンジすることに!「うわ!うそでしょ!あがらない!」と四苦八苦する八嶋…、果たして? 高所での作業を主とする特殊高所技術者が集うカンパニー、実は採用時にあるルールがあるという。八嶋が「え?なんで?」と驚いたそのルールとは一体?
高いところで私たちの生活を守っている特殊高所作業を行うカンパニー、ループス。特殊高所作業とは橋やダムなどのコンクリート構造物にできる傷やひび割れを見つけたり、補修するお仕事。一般的には専用の作業車などで構造物に近づき、点検するのですが、そういった車両が入れない場所で活躍するのが特殊高所作業員。ロープを頼りに構造物に接近し、点検補修を行うのです。その点検方法はコンクリートの表面に亀裂などがないか目視で点検。しかしそれだけでは十分な調査点検ではありません。構造物は表面だけでなく、見えない内側にも損傷の可能性があるのです。そのためハンマーでたたいて、その音で内部に亀裂がないか見極めるのです。ロープで体勢を保ちながら目と耳で調査点検を行う・これがカンパニーの行う特殊高所作業の技術なんです。
特殊高所作業という少し変わったお仕事をしているカンパニーにはたくさんの仕事の依頼が舞い込みます。その理由はコストパフォーマンスの良さ!通常、高速道路の橋脚などの調査点検で主に使用されるのが橋梁点検車と呼ばれる特殊車両。これだと道路使用許可が必要で手続きや車両の側にガードマンを配置したりとお金と時間がかかってしまいます。しかしカンパニーが行う特殊高所作業は側道からすぐに降下して調査点検を行えるため作業時間の短縮。ガードマンも不要なので、コスト削減にもつながるのです。そのためカンパニーのある広島県以外からも仕事が舞い込むというわけなんです。