八千代工業 株式会社(広島県)
今回は、家庭で喜ばれるアイディア満載の便利グッズを創業以来200アイテム以上、生み出している広島県の八千代工業株式会社が登場。ペットボトルの空気を抜いて捨てる時にかさばらなくする商品は、異例の累計33万個も売れた超便利グッズ。そんなカンパニーを支えるのは、○○!実にカンパニーの8割以上が○○なのです。果たして、その○○とは一体?さらにカメラは商品開発会議にも潜入!アイディア商品誕生の舞台裏とは?会議で誕生したグッズがスタジオに登場。その使い心地に、八嶋も納得です。そして、そんなカンパニーが新たな分野にチャレンジ。任されたのは入社1か月の新入社員。新たな企画は成功するのか?今回は、次々とアイディア商品を生み出すカンパニーのそ~だったのかに迫ります。
ホームセンターや100円ショップ向けのアイデア商品を開発しているカンパニー。1963年に家庭用縫い針のメーカーとして創業しました。当時は女性が家庭で服などをつくることが一般的だったため、需要も多かった縫い針。時代が進むにつれ、家庭で服をつくることが少なくなり、針の売り上げは減少していきました。そんな中、海外の見本市や販売店でかわいらしい裁縫セットを見つけたのです。そこで、同じ種類の針を紙に包んでいただけのものを、カラフルなケースにサイズの違う数種類の針を入れ、透明なカバーで中身が見えるようにしました。すると、「かわいい」「便利」「持ち運びやすい」と女性たちに大ウケ!カンパニーへの注文数は増え、見事V時回復を成し遂げたのです。
カンパニーがこれまで経験のないことに挑戦しようと、2019年から始めたのは「農業」でした。抜擢された担当者も農業経験は全くなく、1から農業の勉強をしたのです。努力の甲斐あって、同じ年の10月、芽や茎・根っこまで食べられる「スプラウトにんにく」の商品化に成功。さらに、初めての試食販売会も開催。最初はなかなかお客さんが立ち止まってくれませんでしたが、スプラウトにんにくの特徴でもある“におい”の少なさを猛アピール!すると、お客さんが途切れることはなく、およそ5時間で用意した130個がすべて完売したのです。