「ムエタイ世界大会でチャンピオンになりたい」 海外選手と戦うための“打撃力” 小林楓くん(空修会館)

10/8(火) 15:50

広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する番組『夢キラリ』。

今年8月に行われたWBCムエタイジュニアリーグ全国大会の小学校低学年クラス -25kg級で見事チャンピオンに輝いた、空修会館所属 小林楓くん(小学3年)にインタビューしました。


――決勝戦はどうでしたか?――

「KOで勝ちたい」という気持ちでした。カウンターも出ていたし、パンチをかわして相手を首相撲で倒したり、顔面に前蹴りとかできたのが良かったです。1分2ラウンドを戦って判定は引き分けで、もう1ラウンド戦って勝ちました。
チャンピオンになれて良かったです。


――来年6月、イタリアで開催される世界大会に向け、5歳の入門当時から指導する空修会館の荒川館長は、海外選手との戦いに向けた課題と対策をこう話します――

荒川館長:
(体格に勝る海外選手とは)やはりリーチの差がうまれてくるので、同時に打つと手の長い方がパンチを当てられるので、今の防御力のレベルアップと共に、打力の強さをつけていきたいです。パワーアップしていきたいと思っています。


――“打撃力アップ”のために、頑張っていることは何ですか?――

パンチが軽いと普通にガードされたり、相手がさがっていない事が分かります。重りを持って走ったり、毎日館長と練習して、パンチや蹴りの重たさを磨いていきたいです。
世界大会でチャンピオンになりたいです。


――常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか――

「勝つぞ」です。荒川館長に言われた言葉です。

スパーリングや練習を頑張っているときに、「試合で勝つぞ!」と言ってくれます。
毎日の練習が試合だと思って、ここで諦めたら試合で負けるという気持ちでトレーニングしています。この言葉のおかげで心が強くなったり、強い相手でも前に出て戦う事ができます。ミット打ちやスパーリングを毎日練習して勝っている姿を荒川館長に見せたいです。


――将来の夢は何ですか――

プロになって活躍してタイで試合ができるようになりたいです。

『夢キラリ』は毎週月曜夜8時45分からで放送しています。