「被爆ピアノ」の音色で幕開け 被爆80年 記憶をつなぐきっかけに 元日の平和公園
1/6(月) 17:40
2025年は、被爆80年でもあります。
被爆80年の始まりに合わせ元日の平和公園では普段とは違った光景が見られました。
被爆80年を迎えた平和公園。
【石井記者】
「平和公園の中を歩いていると1月1日にも関わらず訪れる人が途切れることはありません」
国内外から大勢の人が祈りを捧げます。
その平和公園の一角に届けられたのは…「被爆ピアノ」。原爆を経験し奇跡的に生き残ったピアノです。
被爆80年の始まりに合わせ、原爆ドーム前で被爆ピアノの演奏が行われたのです。
企画したのは、調律師の矢川光則さん。被爆ピアノを修復し再生してきました。
【ひろしま被爆ピアノ管理所有者・矢川光則さん】
「人間のように話はできないけど音色で伝えてくれるのではないかと思いますね」
矢川さんは、国内外でコンサートを開き、被爆ピアノを通して記憶をつなぐ活動を長年続けてきました。
私財を投じ、資料館もオープン。ピアノを託す人も現れ、現在は7台を所有しています。
その矢川さんが、被爆80年の始まりに合わせ企画したのが、大晦日から元日にかけ、平和公園4か所で被爆ピアノの音色を通し慰霊をすることでした。
奏でるのはピアニストのジェイコブ・コーラーさんです。
【ひろしま被爆ピアノ管理所有者・矢川光則さん】
「今年被爆終戦80年ということで、これからも記憶を継いでいくという意味でね、特に被爆地の広島にとっては後世にどうやって伝えていくかが、非常に大きな課題になっている。今の若い人たちがそういう、意識をもってもらうまず一歩、きっかけづくりになっていけばいいなと思います」
過去の過ちを忘れず、未来に伝えつなげていく、被爆80年が始まっています。
被爆80年の始まりに合わせ元日の平和公園では普段とは違った光景が見られました。
被爆80年を迎えた平和公園。
【石井記者】
「平和公園の中を歩いていると1月1日にも関わらず訪れる人が途切れることはありません」
国内外から大勢の人が祈りを捧げます。
その平和公園の一角に届けられたのは…「被爆ピアノ」。原爆を経験し奇跡的に生き残ったピアノです。
被爆80年の始まりに合わせ、原爆ドーム前で被爆ピアノの演奏が行われたのです。
企画したのは、調律師の矢川光則さん。被爆ピアノを修復し再生してきました。
【ひろしま被爆ピアノ管理所有者・矢川光則さん】
「人間のように話はできないけど音色で伝えてくれるのではないかと思いますね」
矢川さんは、国内外でコンサートを開き、被爆ピアノを通して記憶をつなぐ活動を長年続けてきました。
私財を投じ、資料館もオープン。ピアノを託す人も現れ、現在は7台を所有しています。
その矢川さんが、被爆80年の始まりに合わせ企画したのが、大晦日から元日にかけ、平和公園4か所で被爆ピアノの音色を通し慰霊をすることでした。
奏でるのはピアニストのジェイコブ・コーラーさんです。
【ひろしま被爆ピアノ管理所有者・矢川光則さん】
「今年被爆終戦80年ということで、これからも記憶を継いでいくという意味でね、特に被爆地の広島にとっては後世にどうやって伝えていくかが、非常に大きな課題になっている。今の若い人たちがそういう、意識をもってもらうまず一歩、きっかけづくりになっていけばいいなと思います」
過去の過ちを忘れず、未来に伝えつなげていく、被爆80年が始まっています。