今後の最強寒波 10日夜は備北地域で雪が強まる恐れ 11日も冷え込み続く 広島

1/10(金) 18:45

今シーズン最強寒波の到来。今後の天気はどうなっていくのか、気象予報士の田代香子さんに伺います。

【気象予報士・田代香子さん】
広島県は南部のピークはだんだん過ぎてはきていますが、中国山地沿いでは10日夜もまだ雪の強まる時間帯があるのでご注意ください。

現在(10日午後6時)の積雪は、北広島町八幡では1メートルを超えてきていて、平年の2倍以上の積雪となっています。
9日の時点では積雪の増加量としては、どちらかというと県の西側が多かったが、10日になると、だんだんと東側の地域に移ってきています。

現在の雪雲を見いくと、ちょうど風と風がぶつかり合うところ、雪雲が発達しやすい位置がちょうど今、中国山地沿いを中心に流れ込んでいて、この後も特に備北地域を中心に雪が降りやすくなりそうです。

この後の雪雲の予想を見て行きます。
この後も特に東側中心に雪雲が流れ込みやすくなり、一時的に雪の強まる時間帯も出てきますのでご注意ください。
11日の日中になると、だんだんと雪もやんでくる見込みです。

今回、雪もまだ注意が必要ですが、もう一つ注意が必要なのが気温です。
10日朝も今シーズン一番の冷え込みになり、各地氷点下となりましたが、11日朝の予想気温を見ても、氷点下5℃以下になる地域もあり、水道管の凍結にも注意が必要です。

沿岸部も含めてまだまだ氷点下の冷え込みになりますので、今回雪が積もらなかったという地域も11日から三連休は、お出かけの際には道路状況などには充分に注意してください。