【野川アナ】
新しいタクシーエリアで遊び心あふれるポイントを見つけましたのでご紹介します。

ＶＴＲの中にも出てきたんですが、このポール、道路の脇などに立っているものと形が似てると思うんですが、あれは通常オレンジだと思うんですが。
新しいこの乗り場のものはちょっと色が違うんです。何色だと思いますか？

【加藤キャスター】
ちょっと濃いですよね。

【野川アナ】
オレンジよりちょっと分かりづらいかもしれませんが、これ赤色メタリックで、あるものをイメージしています。何でしょう。

【加藤キャスター】
メタリックレッドって聞いたら、広島県民は概ねこうあ「アっ」て気づきますけど。赤ヘル。

【野川アナ】
その通りですね。ご覧いただいてる方もピンときたかと思いますけれども、カープのヘルメットカラーに合わせたもので、これ地元広島の企業が作ったものです。

さらにそこからもう少し足元に目を移すと、別のものが見えてきます。
点字ブロックの横、この赤いラインが入ってるんです。
これ何だと思いますか？
これも何かをイメージしています。
今の話と繋がるところですが、これはそのまま辿っていくとマツダスタジアムの方向に行くというデザインになってるんです。
目線をちょっと下げると、球場に着く前からカープファンの気持ちが盛り上がる仕掛けになっているわけです。

さて、そんな新しいタクシー乗り場、存在意義を改めて考えてみたいと思います。
広島駅には皆さんご存知のとうり北口と南口それぞれのタクシー乗り場があります。関係者に話を聞くと、工事前には利用者のおよそ７割が南口側に集中していたと言うことなんです。
町の中心部にも近いわけですけれど、現在の南口は、広電路面電車の乗り口の近くに仮設のタクシー乗り場があります。
今回一気に広大な（タクシー乗り場）スペースが仕上がって、いわばこれで南口が本領を発揮と言う形になっていくわけです。

屋根付きの新しいタクシーエリア。観光やビジネスへの出発点としておおいに活用されることを期待したいと思います。