2020.08.05(水)  被爆75年特別番組「誰がための放影研」

明日で原爆投下から75年
TSSでは8月6日午前9時50分から
被爆75年TSS報道特別番組「誰がための放影研」を放送します
 
広島市南区にある放射線影響研究所、通称「放影研」は
放射線が人体に及ぼす影響などを調査する日米共同の研究機関です
 
75年前広島と長崎に投下された原子爆弾
その放射線が人体にどのような影響を及ぼすのかを調べるため
放影研の前身となる原爆傷害調査委員会=ABCCが1947年に設立され
被爆者の人権を無視したかのような調査が行われてきました
 
番組ではABCCの検査で心に深い傷を負った被爆者や
放影研で働く研究員、放影研の最高意思決定機関のアメリカ側責任者を取材
放影研は誰の、何のための存在なのか
被爆75年の夏に改めて考えます
 
今回番組のナレーションを担当し
これまで知らなかった放影研の歴史を学び
被爆者の方々の思いを受け止めながら
精一杯心を込めて声を吹き込ませていただきました
 
番組をご覧いただき
ABCC、放影研が辿ってきた歴史とこれからの在り方について
一緒に考えていただければ幸いです