2022.08.08(月)  映画「長崎の郵便配達」

「TSSライク!」の「シネマカフェ」のコーナーでは
広島の映画館・八丁座の支配人で
     年間200本の映画を観るという
  桑原由貴さんと私・衣笠の2人で
        映画について語っています
 
あすの「シネマカフェ」で取り上げるのは
           映画『長崎の郵便配達』
 
元イギリス空軍のパイロットで
   その後ジャーナリストとなったピーター・タウンゼンドさんは
        1982年に長崎の被爆者・谷口稜曄(すみてる)さんを取材
この取材をもとにまとめられた1冊の本を頼りに
    著者の娘のイザベル・タウンゼンドさんが
           長崎でその足跡をたどりました
彼女の視点を通して父と谷口さんが遺した
      想いを紐解くドキュメンタリーです
 
谷口さんは77年前、長崎で郵便配達中に被爆
 背中に大やけどを負い
   1年9か月間うつ伏せの状態で激しい苦痛に耐え抜きました
「赤い背中の少年」として知られ、2017年に亡くなるまで
   熱線を浴びて焼かれた自身の背中の写真を見せながら
     国の内外を問わず核廃絶を訴え続けてこられた谷口さん
映画を見て、日本人として谷口さんの生きざまやその言葉に
    少しでも多くの方に触れていただきたいと強く感じました
 

(広島市中区幟町の世界平和記念聖堂にて 八丁座・桑原由貴さんと)

あす(8/9)夕方の「TSS ライク!」
   17時台に放送予定です