先日、庄原市の西城小学校へ伺い
「伝え方教室」の講師を務めました。

小学生に向けて行うのは初めてで
緊張していましたが、
気さくな子どもたちがそんな緊張もすぐに吹き飛ばしてくれました。

白い木造校舎の目の前を芸備線の線路が通る
風情ある自然豊かなところで育つ子どもたちは元気いっぱい。

今回は、私たちアナウンサーが
どんなことを考えながら、そしてどう工夫しながら伝えているのかをテーマに
実技も交えながら９０分授業しました。

まずは、発声や滑舌、早口言葉に挑戦！
「あーーーー」と息継ぎせず声を出し続ける長音を毎朝トレーニングしていると話すと、
「勝負しよう！」と子どもたち。
よしっ！乗った！！負けるはずない！プロの姿を見てもらおうと息巻いたのも束の間
完敗でした。３０秒を軽々超える子もいて、子どもたちの体力に驚きました。
もっと私も頑張らねば。
 

和んだところで、いよいよ実技へ。
子どもたちが私にインタビューをし、その内容を自分なりにまとめて
スピーチをするというもの。

まずは、インタビューとスピーチのコツを伝え、
インタビュースタートです。

「好きなグミ・アニメは何？」など小学生らしい質問もあれば
「お給料はどれくらいですか？」「それに満足していますか？」と
記者さながらに切り込んでくる子もいて、ドギマギしました。。。が楽しい時間でした！

今回の授業で一番驚いたのは、
子どもたちの地元のことを知ってほしい！という想いです。
西城でおいしい食べ物のこと、ヒバゴンのことなど
私をみんなで囲んで熱心に教えてくれました。
地元のことが好きなんだなと温かい気持ちになりました。

コツもありますが、
伝えたいという気持ちが、人に一番届くんだと
逆に子どもたちに教えてもらいました。

そんな子どもたちは11月12日（日）
西城の新蕎麦まつりでマルシェをひらき
西城のPRをするそうです！

西城が好きな気持ちをもって
地元の魅力をしっかり伝えてくれると思います（＾＾）

がんばれ！西城小学校5年生のみんな！！