2018.12.14(金)  希望の灯

きのうJR福塩線が161日ぶりに全線復旧しました。
そして、大きな被害を受けていた呉線もあす12月15日全線で復旧します。

昼夜問わず作業に尽力されていた方々に本当に頭が下がる思いでいっぱいです。

少しずつ復旧復興が進んでいる中、
12月6日で西日本豪雨災害から5か月。
いまだ一人の行方が分かっていない坂町小屋浦では
あの日氾濫した天地川沿いに灯篭が設置されました。
その灯篭を設置するボランティアに参加しました。

暗闇の中、灯篭に火が灯ると
地域の方が外に出てきて眺めていました。

「ありがとう」と一言。
涙を拭う姿も。。。

灯篭を設置している民間のボランティア団体「小屋浦サテライト」は
災害直後から、土砂出しなどのボランティアを今も続けています。

その小屋浦サテライトの拠点になっている
公園にはクリスマスのイルミネーションがほどこされていました。

それを見た住民の方が、
「子供たちが喜びます!ありがとう。」
「これを見ると明るい気持ちになっていいのよ。」
と話して下さいました。

被災地のみなさんが穏やかな生活を取り戻すためには
家や地域から土砂などを撤去すること
そして、心のケア それぞれが必要だと改めて感じました。

私に何が出来るのだろうか。発災直後からずっと問うてきました。
ボランティアにいくこと・・・
被災地の現状をお伝えすること・・・
何が正解なのか実感はありませんが、
その時出来ることを継続してやっていこうと、思いました。