先日、坂町小屋浦でボランティアに参加してきました。

以前「満点ママ」でも紹介した『小屋浦写真館』という
被災された方々にヘアメイクをして
写真を撮るというボランティアです。

被災された方の中には
思い出の詰まったアルバムが浸水や土石流の被害にあい
無くなってしまったというご家族も多くいます。

そこで、笑顔の写真を撮って
アルバムの1ページ目にしてほしいと、
これまで小屋浦で土砂かきなどのボランティアを
行ってきた人が集まって始めました。

３回目の今回は、
住民の方々のリクエストでもあった
着物での写真撮影です。

驚くほどみなさん喜んでくださり、いい笑顔の写真ばかりでした。

小屋浦に来るたび、
少しずつ住民の方々が明るく朗らかな表情になっているので
嬉しくなります。

ある住民の方は、
「これまでボランティアの人たちに救われた。
私も小屋浦のために何かしたい！！」

「家に居ると、人と会話をすることがあまりない。
こういう機会があると人と会話ができて楽しい」と。

胸が熱くなりました。

あの日から１０カ月以上が経ち
慣れない仮設住宅での暮らしや
引きこもりがちになっていることからくるストレスが原因で
発疹などが出ている方もいるそうです。

今こそ、心の支援、
コミュニケーションをとる場や
何か行動するきっかけを作る場が必要だと実感しました。

今、小屋浦のボランティアでは
畑を整備する活動を行っています。
これまでは、生活に直結する住居関係の作業が多かったのですが
以前のように趣味の家庭菜園や園芸をして
息抜きができるように、畑などの整備に取り組んでいます。





もうすぐ、あの日から１年。

被災地に笑顔の花を咲かせるために継続的な支援を。