2024.12.28(土) 消えゆく声、つむぐ~ノーベル平和賞と被爆者~
2024年、日本被団協が
ノーベル平和賞を受賞しました。
被爆者の方々の並々ならぬ努力が
世界に認められたという、
ひとつの証です。
1945年8月6日広島に落とされた一発の原子爆弾。
多くの命を奪い、生き残った人々にも
差別や偏見、後遺症などの苦しみを残しました。
傷つき苦しみながらも、日本被団協は
「同じ悲劇を繰り返してはいけない」と
核の脅威を世界に訴え続けてきました。
長年にわたる被爆者の方々の懸命な活動と
平和を願う多くの人々の気持ちが世界に届き
実現した、今回のノーベル平和賞受賞。
県被団協の理事長を務める箕牧智之さんらは
今月、授賞式に参加するため
ノルウェーの首都オスロへと向かいました。
核使用の恐れが現実的になってきている世界情勢。
そんな中、被爆者の方々の生の声で
核の恐ろしさを世界に訴えかける大切な機会です。
短い滞在時間の中で一人でも多くの人に
被爆の実相を伝えようとする被爆者の方々の姿を
TSSは、カメラにおさめました。
消えゆく声、つむぐ~ノーベル平和賞と被爆者~
12月29日(日)午前8時25分放送です。
私はナレーションを担当しています。
来年は被爆80年。
被爆者の平均年齢は85歳を超えています。
当時の記憶を直接聞くことができなくなる日が、
いつか必ず来ます。
被爆者の方々の証言を
番組を通して多くの人に聞いていただきたいです。
ぜひ、ご覧ください。
出身地:広島県
誕生日:7月1日
血液型:O型