2022.02.25(金)  パタパタ


「フラップ式列車発車案内表示装置」。


駅のホームに取り付けられている案内表示の形式のひとつで、

フラップがパタパタと音を立てながら回転して次の列車を表示していくさまから

「パタパタ」の愛称で親しまれてきました。


近年、老朽化や部品調達の難しさから姿を消しつつあります。

 


こちらは京急本線・京急川崎駅(神奈川県)ホームのパタパタ。


感染状況が落ち着いていた昨年末、足を運びました。



ホームから列車が動き出すたびにパタパタと音を立てて表示が変わっていく様子は

いつ見てもとても興味深いものです。

子どものころ、時間の許す限り眺めていた記憶があります。



”関東最後”ともいわれるこの京急川崎のパタパタも

今月中旬、LED式への置き換えが完了。



より使いやすくなるために必要なこととはいえ、

ぽっかりと穴が開いたような心持ちです。