2024.07.18(木)  津島ノ宮駅(香川県)


香川県三豊市(みとよし)のJR予讃線、津島ノ宮駅。


「・・・ん?初めて聞く名前の駅だぞ?」

と思った方もいらっしゃるかもしれません。


その理由は、↑の駅名票の裏側に書いてありました。

 


こちらに書かれている通り、この津島ノ宮駅は

「日本一営業日が短いJR駅」


開設されるのは一年のうちわずか2日です。


何故、それほど特殊な営業スタイルとなっているのでしょうか。

 


そのワケは、駅名の由来となっている津嶋神社に。


子どもの守り神として知られ、毎年8月3~5日に執り行われる夏季例大祭の折には

多くの人が参拝に訪れます。

 

(本殿は瀬戸内海に浮かぶ島の上。参拝客は、通常例大祭期間のみ開放される橋を渡って参拝します)



津島ノ宮駅はその期間に合わせて、例年8月4日と5日のみ開設されるのです。


そんなユニークな駅があれば、これはもう行くしかないとのことで、

 


私、去年の開設時に行ってまいりました・・・!



山陽新幹線と在来線を乗り継ぎおよそ2時間。

津島ノ宮駅のホームに降り立った私が、

乗ってきた普通列車を振り返ってみると・・・。

 


「とても・・・傾いている!」


私の下手な写真では伝えきれないもどかしさ。

ホームがカーブ上にあるので、ちょっとびっくりするくらいの傾き方をするのですね。

 


駅の構築物も、極めて"臨時駅 然"としています。


限定販売された入場券や、

「津島ノ宮駅へ行った」ことを証明するためのアイテムを入手するため

この日は臨時開設された窓口に列ができていました。

 


私は津島ノ宮駅の名が刻まれた入鋏(にゅうきょう)印を

青春18きっぷに押していただき、それを使って帰広しました。



ユニークな津島ノ宮駅は、ことしも8月4日と5日に開設されるとのこと。

夏の思い出に臨時駅。

皆さんもいかがでしょうか。