2024.10.27(日)  永田町駅(東京都)


東京都千代田区、東京メトロの永田町駅。


有楽町線と半蔵門線、

そして南北線の3路線が乗り入れるほか、

銀座線と丸ノ内線の赤坂見附駅とも


(かなり距離があるものの)地下でつながっており、

都内でも屈指の”地下鉄集積”地帯となっています。

 


皆さんもご存じの通り、当駅周辺はまさに首都機能の中心地。


出口案内に出てくる施設名や地名などを見ても、それを実感します。

 


半蔵門線のホームです。


東京メトロ全体で見た場合、当駅の乗降客数はさほど多くはないのですが、

乗り換えの需要が多いこともあって、朝晩を中心にホーム上は混雑します。

 


ホームの壁面をよ~く見ていただくと、

丸みを帯びているのに気づいていただけるかと思います。


地下鉄の建設作業における工法には主だったものとして、

土を掘り返して建設後に埋めなおす、もっともオーソドックスな「開削工法」と

シールドマシンと呼ばれる機械の歯車を回して横に掘り進める「シールド工法」がありますが、

丸みを帯びたトンネルの形状はシールド工法の特徴のひとつです。

 


地上の交通に与える影響の少なさや

軟弱地盤での耐久性に優れていることから、

一般的に 路線が作られた時代が新しくなるほど

シールド工法で建設される区間が主流となっています。



閑話休題。


東京メトロはいわゆる「エキナカ」の開発を進めています。


改札を出ずに買い物ができるエキナカ施設は、利用者にとって便利ですよね。

 


永田町駅のそれは大変充実していまして、

カフェからごはんものまで幅広く楽しむことができます。


私も就活していたころ、このエキナカのお店に籠って

畏友に見守られながらエントリーシートを書いた思い出が。


駅は十人十色の物語を彩ってくれますね。