2024.11.13(水)  氷見駅(富山県)


富山県氷見(ひみ)市の氷見駅。

富山県第二の都市である高岡市から延びるJR 氷見線の終着駅です。



氷見線が走るのは、

「天然のいけす」とも称されるほど豊かな海の幸に恵まれる富山湾沿い。



天気の良い日には

3000メートル級の山々が連なる立山連峰とコラボした列車の写真が撮れるとあって、

非常に人気の高い路線です(車内からもダイナミックな日本海が臨めますよ!)。

 


主力として走るのは、どこかで見たことがあるような車両。

芸備線でもおなじみのキハ40や47といった

国鉄時代に作られた気動車です。



走っている地域はまったく違いますが、

まったく同じ塗装(”朱色5号”と呼ばれる色です)のため、

ぼーっと写真を見ていると「芸備線かな?」と一瞬錯覚しそうになりますね。



ただし、車内を見ると興味深いポイントが。

 


富山湾沿いを走る氷見線用の車両とあって、

津波発生時に備えた注意喚起が貼り出されています。



いっさい海に面した箇所を通らない芸備線との、明確な違いと言えそうです。

 


さて、氷見と言えば

「氷見の寒ブリ」が全国に名をとどろかす海産物の名産地。

現地で食べる幸せを享受するために足を運ぶ人も多い観光地ですね。


 

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私が当地を訪れた理由もそこにあったわけですが、

あろうことか当日は寝坊をしまして、

午後3時ごろというなんとも中途半端な時間に着いてしまいました。



なんとか市中を探し回って見つけた回転すし店に入ったわけですが・・・。

 

(見ての通り、ブリ!・・・ではありません。ごめんなさい!)



そのレベルの高さにびっくり。

現地のお酒と合わせて、富山の味覚を堪能させていただきました。

 


ふたたび氷見駅。



JR 氷見線は、おおむね5年後をめどに

第三セクター「あいの風とやま鉄道」へと経営移管される方針が固まりました。



絶景と海の幸という資源を生かし、

これからも地域輸送・観光輸送、両面での活躍を楽しみにしています。