今回の行きたがリーノさんは大阪で貿易会社を経営するインド人の「カマル」。
5年前に一度仕事で広島に訪れた事があるというカマル。

今回行きたがリーノ号で向かったのは…なんとカレーの専門店「CoCo壱番屋」!?
「ほんとに!?他にもあるじゃん?」と戸惑う添乗員柴田を「どうぞ!どうぞ!どうぞ!どうぞ!」と半ば強引に店員さんかのように店に引き込み、慣れた様子で注文。
そしてインド人は辛いモノがお好き!というイメージを見事に裏切り「1辛!」!?
「お店に入っただけでヨダレがでてきた」というほど待ち焦がれていたカレーをほおばり一言…
「言葉が出ない」
本場のカレーを知り尽くしたカマルも唸らせるなんて、さすがCoCo壱番屋!

お腹が満たされた二人が次に向かったのは、5年前にカマルが訪れたという堀川町。そこで初めて見る仏壇に興味津津。実は堀川町には「仏壇通り」という、江戸時代から仏壇屋さんが立ち並ぶ場所が。今回二人がお邪魔したのは創業149年の「三村松」。およそ2000万円という豪華絢爛な仏壇の中に施されている蓮などは、インドから伝わってきたデザインと見村社長から聞き、「なんだか見たことあると思った」と見入ってしまうカマル。
実際に作っているところを見てみたいということで、特別に工場を見学させて頂くことに!そこで金箔を素早く張り付ける作業にチャレンジ!
お手本を見ていたはずなのに、社長から「カマルさん!指にばっかり(金箔)付けて!」と笑われるほど不器用なカマル。続いて柴田は、慎重に慎重に…。「柴田さん、遅いな…100年かかるわ!」とカマルに突っ込まれてしまう。伝統工芸の職人技の難しさを身を持って体感した二人なのでした。

次に二人が向かったのは広島市内の元安川。そこでまんまるい変わった船を発見!「るんるん号」というこの船に乗り込み川を上っていると、いろんなところで川沿いを歩く人達に手を振られる二人。やはりこの「るんるん号」かなり目立つようです!

この船の運転手さんに元安川はしじみの漁師さんがいると聞いた二人。しじみを見たことがないカマルに見せてあげたい柴田はその漁師さんを求めて川を更に上り、漁師の中原さんを発見!
「しじみ漁をやらせてください!」という無謀なお願いにも「ええよ。」とあっさりOKしてくれた中原さんの船に乗せて頂き、しじみを見たこともなかったカマルがしじみ漁に初挑戦!!

ここで採れるのは黄金色に輝く「太田川しじみ」というブランドしじみ。6mの長ーい鋤簾(じょれん)で川底をかいてしじみを採るこの漁はかなりの重労働で、さぞかしキツイだろうと聞いてみると…力自慢のカマルは「簡単なもんや～」と軽い返事。さてさて、鋤簾の中にはどれだけ大量のしじみが…

「貝、ないわ。」
カマルの結果2個!?
しじみ漁に必要なのは力だけでは無いようです!

最後に、行きたがリーノ号で広島を廻った今日1日の感想をカマルに聞いてみると、

「楽しい」

と表現してくれたカマル。
久々に訪れた広島を満喫してくれたようです!

そんなカマルと柴田を乗せて、行きたがリーノ号は次なる場所へGO!!