#8 最新消防署に潜入!
前回に引き続き行きたがリーノさんはインド人のカマル。
今回カマルが行きたい場所、それは…「行ったことないようなところ」。
添乗員柴田も思わず戸惑う要求に、行きたがリーノ号はどう応えるのか!?
そうして着いた場所には、デザイナーズマンションのようなオシャレな建物が。そして見覚えのある赤い車。そう!ここは安佐南消防署!
でもなぜ消防署が「行ったことのないところ」??
実はこの安佐南消防署は最新鋭の設備があるのだとか!早速署内に潜入開始!
まずは消防士が着る防火服がたくさんかかったロッカーを発見。その側には脱ぎっぱなしのズボンと靴が…。このズボン、実は出動時に少しでも早く着替えられるように敢えてこの形で置いておくそう!1分1秒が
人命にかかわるこの仕事ならではの工夫を知った二人でした。
続いて広島県内でここにしかないと言う「大型水槽車」!10tの水を運べるこの水槽車は、水源の無い山間部や高速道路でも活躍するそう。この大型水槽車に乗せてもらった二人は、車内の色々なボタンに子供のように興奮する柴田に対してカマルは「CDプレイヤーないんか」と驚きの一言…!
続いて向かったのは未だテレビカメラが足を踏み入れたことが無いという訓練室!
そこには迷路の様に複雑に仕切られた空間が…ここでは火災現場を想定し、部屋に煙を充満させて視界の無い状態で人命救助の訓練をするそう!
今回は特別に防火服をお借りし、目隠しをした状態で訓練を体験させていただきました!
目隠しと酸素マスクを装着して、いよいよカマル隊員出動!
床に這いつくばるようにしてジリジリと進むものの、酸素マスクの息苦しさと視野を奪われた状態でなかなか救助者までたどり着けないカマル。「ここどこや~!!」と絶叫!
なんとか救助者を発見した後も、どう運んで良いのか分からず、更には救助者になりきった消防隊員は体の力を完全に抜いているため、体力自慢のカマルでも想像以上の重さに大苦戦。
終わって酸素マスクを外すと…「インドより暑いわ。」真っ赤な顔でつぶやくカマルなのでした。
消防署内には4月に入隊したばかりの新人隊員の皆さんが訓練する姿も!
出動時に素早く着替えられるように、ひとつひとつの動作で「よし!」と確認をしながら何度も何度も練習をするそう。人命救助をする消防隊員には体力トレーニングも大事なお仕事!なんと一日に1000回も腕立て伏せをする隊員も!?そんな先輩たちに負けじと頑張る初々しい新人隊員を見て、「応援します!」と柴田。
日頃なかなか見る事が出来ない消防署の裏側をのぞいたカマルは…
「日本の最新消防署のアイディアをぜひインドでも取り入れてほしい。」と感想を話してくれました。
さぁ!次回はどんな外国人と行きたがリーノ!?