行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2014.06.21 OA

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#10 日本の動物園に潜入!

前回に引き続き、行きたがリーノ外国人はケニア人のエリック。
安佐動物公園で1日飼育体験をさせてもらえることになった二人が動物園に到着すると…なんとこの日は休園日!
しかし!休園日でも動物たちは休みません!ということはもちろん、飼育員の方もお仕事があるわけで…今回は休園日の動物園を覗かせてもらいました!

まず二人がやってきたのは、ゾウ舎。サバンナ育ちのエリックですが、意外にもゾウに触るのは初めて!「初めてゾウに触ったんだ…広島で。」と感慨深そうにゾウをなでるエリック。
さて、飼育員としての始めの仕事は糞の掃除から!体の大きなゾウだけに、1頭のゾウが1日にする糞の量は、なんと250キロ!これを掃除するのはかなりの重労働。全ての糞を集め、持って行ったのは…貯蔵庫!?安佐動物公園は動物たちの糞を肥料として農家に提供しているそう。その肥料で育てた野菜が動物たちのエサとして搬入されているのだとか!

次に二人は、万が一動物たちが脱走した場合に備え、動物を捕獲するための道具を見せていただくことに。その説明を聞いているところに…

「シマウマが逃げたぞ~!!!」

え!?シマウマ!?キョトンとする二人の目の前を全力疾走のシマウマが…いや、シマウマの張りぼてを付けた原付バイクが通り過ぎる!これも実際に安佐動物公園で行っている捕獲訓練。シマウマに見立てたバイクを本気で追いかけ、シマウマ役の飼育員も原付バイクで階段を下りてしまう程本気で逃げるそう。
というわけで、緊急捕獲訓練開始!
向かい来る(仮想)シマウマに何度も捕獲用の網を広げるが、横から、下からとすり抜けられ、追いかける二人もヘトヘト!それでも(仮想)シマウマが逃げ込んだ草原でエリックがスピードアップ!(仮想)シマウマのしっぽを掴んだ!!柴田も前へ回り込み吹き矢で(仮想)麻酔薬を!
約20分の格闘の末、無事(仮想)シマウマの捕獲に成功したのでした!
疲れきった様子の二人に「通常の練習はこれでは終わりません!」と飼育員さん。万が一に備え、飼育員の皆さんの日頃からの努力を知った二人なのでした。。。

安佐動物公園には世界レコードに並ぼうというご長寿の動物も!クロサイのハナちゃんは今年7月に48歳を迎え、飼育環境下では最高齢に並ぶそう。そしてこのハナちゃん、実はエリックと同じケニア生まれ!同じ故郷をもつハナちゃんにおやつのリンゴをあげながらハナちゃんがまだまだ長生きできるように願うエリックでした。でもなぜ、ケニアのような温かい国の動物が四季のある日本で暮らせるのか!?ハナちゃんの獣舎を覗いた二人が目にしたものは、遠赤外線ヒーター!そして床暖房!!ハナちゃんの他にも寒い国からやってきた動物にはクーラーも使用するそう!こうした工夫や飼育員さんの優しさがあってこそのご長寿のなのかもしれません!

1日飼育体験をさせて頂いたエリックは、「母国やいろいろな国の動物がここで元気に暮らしていることが嬉しかった!飼育員の皆さんのおかげです。アサンテ!(ケニア語で「ありがとう」)」

こうして、たくさんの動物に触れたり、飼育員の皆さんの苦労や楽しさを知った二人は行きたがリーノ号で安佐動物公園を後に。

さて、次回はどんな行きたがリーノさんが乗車してくるのか!?!?

突撃外国人さん撮りたがリーノ

イングランド人 ゲイル・ビショップさん

公開予定!お楽しみにっ!