#39 路線バスでぶらりおしゃべりの旅
前回に引き続き行きたがリーノさんはナイジェリア人のジョン・エゼオン。
いろんなところを巡りたいと行きたがリーノ号を離れ、今回も路線バスに乗って旅をしましたよ。前回つりぼりでフィッシングを楽しんだ小浜停留所から、三段峡線に乗車しました。ジョンは母国のバスにはない優先席が日本のバスにはあって感動したみたいですよ。バスの乗っているお客さんとたくさんお話をしていると、バスは加計の商店街の中へ入って行きました。二人はバスを降りて歩いてみることに。歩いていると、鯛焼きのお店からお客さんが出てこられました。ここの鯛焼きはおいしくて有名と聞き、二人もさっそく鯛焼き屋さんへ!お店に入ると、どうぞどうぞとアツアツ出来立ての鯛焼きを頂くことができました。鯛焼きやおご主人に近くに木炭自動車が見られるところがあると教えてもらい向かいました。母国ナイジェリアのお父さんが車の販売をしていたことから車には興味津々のジョン。元々保育園だったところを6年前から展示場として再利用しています。案内をしてもらいながら日本のレトロ車を目の当たりにして大満足のジョン。よかったですね。
二人は加計の商店街を離れ、再び三段峡を目指します。目的地の三段峡には近かったのですぐに着きましたよ。三段峡は山奥で寒いところです。辺りは雪一色。三段峡の地図を見て、いよいよ歩き出します。国の特別名勝になっている三段峡。名前の由来になっている落差30メートルの三段の滝が代表的なスポットです。広島を代表する観光地で、秋の紅葉が有名ですが、冬の雪景色もまたいいものでした。豪快な滝をみることができて大満足な様子。
日も暮れて体が冷え切った二人を待っていたのは待っていたのは、三段峡ホテル自慢のご当地鍋!ここで採れるとちの実が練りこまれたとち餅鍋。寒~い冬にピッタリですよね。
今回、路線バスの旅を通して様々な出会い、体験がありました。広島の人たちの優しい心に触れ、また一つ日本の事を好きになったジョンなのでした。