#42 オモロイ漢字の場所へ電車で行きたい!
今回の行きたがリーノ外国人は南米の暑い国、ベネズエラからやってきたマメ。書道を勉強をするため、日本にやってくるほど漢字が大好きなんです。現在は漢字を取り入れた作品などを手掛ける、グラフィックデザイナーとして東京を拠点に活躍中なんです。今回路面電車や地名で気になる漢字のついた駅や場所に行ってみたい、と行きたがリーノ号に乗って来ました。
広島駅からスタートなんですが気になったのは隣の駅の猿猴橋町。早速電車の路線地図を持ってカープ電車に乗って広島駅を出発しました。猿猴橋町に着くと、地域の方々が親切に教えてくださり、途中では果物屋さんで大きな晩白柚という柑橘系の果物にも出会いました。初めて見る晩白柚はとても大きくておいしくて二人とも大興奮でした。猿猴橋という橋があると聞き、行ってみると橋を撮っている方を発見。なんとその方は、猿猴橋の会の会長さんでした。広島駅前の再開発や、被爆70年前という節目の年であることから、今年、戦前の姿に復元する工事が始まり、装飾が施された豪華な猿猴橋へと生まれ変わるみたいです。すごい話を聞けてタイミングがよかったですね。
そして次の駅へ!マメ、今度は稲荷町が気になりました。着いてしばらく歩いているとお魚屋さんを発見しました。目の前にはおいしそうなウナギ。すぐに用意してもらい頂きました。美味しい!と目をくりくりさせているマメを見て、本当にベネズエラから来たの?とお店の方が聞いてしまうくらい美味しかったようです。それから地域の方々に稲荷町について聞いていると、稲荷神社があるとのこと。そこへ行き、参拝をしていると、中から宮司さんが出てこられました。稲荷町は、京都の伏見稲荷神社から全国に信仰が広がり各地に稲荷神社や、稲荷町が根付いているんだとか。宮司さんは丁寧に教えてくださった後にお祓いまでしてくださいました。お祓いをしてもらいすっきりとした気持ちになった二人は次回、また気になる駅、町へ向かいます。