#44 外国人びっくりグルメ探し
今回に行きたがリーノさんは二度目の登場、タイからやってきたびーむちゃんです。本名はピートンシッタラット。ニックネームで呼び合うのが一般的なタイということで、両親が光り輝くという意味を込め、付けてくれたそうです。来日してからは東京で暮らしながら現在、東京学芸大学大学院の1年生なんです。
そんなびーむちゃんは食べることがだいすき!前回は日本の伝統料理をたくさん食べました。柴田が今回行きたい場所をきいてみると、、、外国人がびっくりするグルメが食べたい!と。本当に食べるのが大好きなんですね。おしゃべりをしているうちに行きたがりーノ号は到着です。
降りてみると目の前には大きな橋。そこは山口県にある、日本三名橋のひとつ岩国錦帯橋だったんです。世界的にも珍しいアーチ型は川の激流に耐えるために考えられた構造で、初めて見たびーむちゃんも驚いていました。二人は錦帯橋を渡ってみました。橋を渡ると目の前に現れたのはソフトクリーム100種類と書いてあるお店が!お店にもたくさんのメニューが並んでいて、びっくりしたまま店員さんに聞いてみると、現在はなんと140種類に。ここは、どこのソフトクリーム屋さんよりも味の多さを追求した「むさし」だったんです。そのため、定番の味もありますがお茶漬け、ハバネロなどバラエティーに富んだ味がとても多いんです。いろんな味の粉末を混ぜること12年、140種類もの味を作ることができるようになったそうです。レパートリーの多さは錦帯橋を訪れる外国人観光客にも大ウケです。さっそく二人は気になる地鮎ソフト、ラーメンソフトを頼みました。鮎の塩焼きを粉末にして機械で混ぜ合わせ、最後に鮎のしっぽをさした「地鮎ソフト」は、出てきた瞬間から笑いがとまりませんでしたよ。
続いては、「岩国寿司」というお寿司が食べられる「ひらせい」を紹介してもらい行ってみました。創業150年の老舗、今回は特別にお寿司作りを見せていただきました。さっそくなのでびーむちゃんもちょこっとお手伝いです。最後の仕上げは、お寿司の入った入れ物ごと床に置き、ふたをしてその上にのり、体重の重みを使って押し寿司にしていきます。この意外な方法でつくる「岩国寿司」は足で踏むからこそおいしいんです。初めてみる作り方に、びーむちゃはわくわく楽しそうな様子でした。箱からお寿司をとりだして切り分けると出来上がり。彩りの鮮やかな岩国寿司は見て楽しい、食べておいしいと外国人観光客にも大人気だそうです。
次はどこに行こうかと行きたがりーノ号に乗ると、なんと柴田にびーむちゃんはお土産で「カルビー」のじゃがぽっくるを買ってきてくれていました。カルビーの会社は広島にあるんだよとおしえてもらった途端、行ってみたい!とびーむちゃん。行きたがりーノ号に連れていってもらい「カルビー広島工場」を見学です。広島工場では「かっぱえびせん」を作っていて、工場見学は製造工程などを説明してもらいながら楽しく見学をさせてもらいました。二人は、次にいろんな味のかっぱえびせんも試食させてもらいましたよ。日本各地の地域限定商品、季節限定商品、そして海外にも販売されているかっぱえびせんも用意してもらいました。タイで販売中のトムヤムクン味もスパイシーでおいしいんです!こんなにたくさんの種類があると好きな味を選ぶことができて楽しいですと感激のびーむちゃん。
今回も日本の個性溢れるグルメを堪能することができました。