行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2015.03.14 OA

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#45 日本のお祭りを体験!

今回も前回に引き続き、行きたがりーノさんはタイからやってきたびーむちゃんです。
日本のお祭りが気になっている、と行きたがりーノ号に乗って来てくれましたよ。ちなみに、びーむちゃんの故郷タイでは「ソンクラーン」と言って、バケツに入れた大量の水や、水鉄砲などを使って町中の人達と水をかけあう名物祭りがあるんですって。毎年4月13日から3日間、見ず知らずの相手に水をかけるようですが、お祭りなので水をかけられても怒る人はいないんだとか。
そんなびーむちゃんを乗せて行きたがりーノ号が連れて来てくれた場所は、三原市にある「三原駅」。車を降りると「神明市」と書かれた大きな看板を発見!なんだかにぎやかな雰囲気です。二人も行ってみると露店がずらり。そして通りのあちこちにだるま屋さんがたくさん並んでいたんです。そう、この日はちょうど三原市で400年も続く「神明市」というお祭りの一日目だったんです。春を告げるお祭りとして知られ、およそ500のお店が軒を連ね、毎年三日間盛大に行われているんです。
そして縁起物として江戸時代の終わり頃から「だるま」が売られ始めました。神明市に集まった人は家族の数だけだるまを買い、その背に一人ひとりの名前を書き入れ、神棚に供え、一家円満、開運縁起物として珍重されてきました。そのため、神明市は「だるま市」とも呼ばれています。
お祭りの意味を知る事ができたのですが、日本の食べ物が大好きなびーむちゃんは、およそ500店が並ぶ露店にも夢中です。三原名物のたこ天や、地元町内会お手製のたこ飯に、神明市うどん。本当に食べることが大好きなびーむちゃんは今回もたくさん食べ歩きしました。
そしてお祭りと言えばお化け屋敷もありますよね。タイには「ピーガスー」という頭に心臓と腸だけがついた女性のお化けがいるそうですが、びーむちゃんはここで日本のお化け屋敷を体験しました。
お化け屋敷を出て二人が歩いていると大きなだるまが飾ってある場所に着きました。このだるまは屋台が立ち並ぶ通りの東側にいるお祭りのシンボル「大だるま」でした。「大だるま」は高さ4.3メートルもあるとても大きなだるまです。その大だるまを眺めていると少しずつ人だかりができ賑やかになってきた時、小さなだるまの行列が歩いて近づいてきました。実はこの行列、60年ぶりに復活した「子どもだるま」の行列でした。偶然、神明市の昭和30年頃の写真が見つかり、当時の子どもたちはだるまを頭からかぶって行進していたことがわかり、それを今年から再現したそうです。今回、三原小学校の3年生と地域の方たちによって、当時のやり方でだるまを手作りしたんです。びーむちゃんと柴田はちょうど「子どもだるま」の行進を見ることができたんです。そしてびーむちゃんもだるまを少しかぶらせてもらい、貴重な体験ができました。この子どもだるまの行進は、来年以降も三原小学校で続けられるようです。
今回、広島でも珍しいだるまのお祭りを、肌で感じることができたびーむちゃんでした。

突撃外国人さん撮りたがリーノ

オーストラリア エリッツさん

公開予定!お楽しみにっ!