行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2015.05.09 OA

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#52 オランダ暦女!150年前の日本へタイムスリップ!!

今回の行きたがリーノさんはオランダ出身で、広島在住のケリーさん。母国のオランダで触れた日本のゲームやアニメがきっかけで、大学では日本語を専攻するほど日本が大好きなんです。今では、日本のお酒にハマっているんだそうですよ。
ケリーさんの母国オランダは、日本が鎖国だった江戸時代唯一交流があった国で、砂糖はその当時輸入されたものなんだとか。さらに、スコップ、ランドセル、ピンセットなど日本で日常的に使っているモノの名前も元々はオランダ語。
そんな日本と馴染みの深いオランダからやって来たケリーさんは、着物を着て昔の日本を体験がしてみたいそうで、ケリーさんの夢をかなえるため、行きたがリーノ号は愛媛県の西予市へ向かいました。到着したところは、江戸時代に建てられた歴史的建造物が数多く立ち並んでいる『文化の里』。「昔の日本を感じますね」とケリーさんは建物を眺めながら通りを歩きます。『文化の里』は今から200年前、この通りを行き交った人々の足跡が濃く残る、日本でも数少ない貴重な場所です。散策し始めてすぐ、気になる建物を発見したので訪ねてみると、そこは観光客のための休憩スペースで、建物の2階に上がると着物が着られるようになっていました。ケリーさん念願の着物、着付けをしていただく先生と一緒に着物を選んで着付けをしてもらいます。約1時間後、髪型もかわいくしていただき、ケリーさんはちょっと上品な町娘に変身しました。オランダにも有名なフォーレンダムと呼ばれる民族衣装がありますが、きれいなこちらの着物もケリーさんにとてもよく似合っていました。さあ着物姿になったところで、歴史ある西予市の街並みを歩きながら、古い文化を体験です。
すぐ近くのお酒屋さんに行ってみると、そこには昔の帳場があり、なんと坂本龍馬が暗殺された慶応3年の帳簿があったんです。この年は日本の歴史が大きく動いた年であり、そんな激動の時代を生きた人たちが言葉を書き残しています。こんな貴重な場所ですが、お客さん役の柴田とケリーさんはそろばんを使って昔の体験をさせてもらっちゃいました。そして日本酒が好きなケリーさんは、5年間熟成した純米酒をいただきました。お酒屋さんで思わぬお宝に出会った二人、続いてお邪魔したのは醤油醸造所。ここは、大正時代に建てられた木製の蔵で、昔ながらの醤油を作る老舗です。豊富な井戸水と手作業で作る麹で作った醤油は、古くから地元の人々に親しまれてきました。こちらのお醤油屋さんでは、醤油作りが始まった江戸時代に生み出された甘酒を出していただきました。江戸時代などでは、甘酒は疲れたときの栄養ドリンクとして親しまれていたそうです。続いては、石畳を歩いて少し高台にある開明学校へお邪魔しました。明治15年に建てられた小学校です。開明学校では、明治時代に海外から入ってきた様々な文化を学ぶことができたそうです。現在、その時代の授業を当時の教室で体験することができるようになっていて、ケリーさんにも小学生の気分を体験してもらいました。江戸時代までは数字の計算などは全て漢数字を使っていたり、明治時代、漢字はくるくる文字と呼ばれていたりなど驚きもたくさんありました。
今回、憧れの着物を着て昔の日本をたくさん体験できたケリーさんでした。

突撃外国人さん撮りたがリーノ

リトアニア→ステイさん アイスランド→ヘルガさん シンガポール→シャロンさん、ウェンディさん

公開予定!お楽しみにっ!