#73 ベネズエラ人 島でともだち作りたがリーノ!
前回に引き続き、今回の行きたがリーノさんはベネズエラ出身のマメさん。大好きな島で友達を作りたいとマメさんはやってきてくれました。島に友達ができれば、また遊びに行ったときに会うことができるということです!
そこで今回挑戦するのが、新企画、一期一会の旅、『友達作りたがリーノ』!行きたがリーノさんが日本人の友達を作り、その人から日本の事を学び、次の友達を紹介してもらうという、数珠つなぎ方式です。制限時間は6時間。どんな友達ができて、どんな経験ができるのか、ワクワクな旅です。そして友達になってっくれた人にはマメさんから『青いリボン』のプレゼントがあります。『青いリボン』は、南米で友情の印とされていて、渡す相手が自分にとって、どう大切なのかを伝えながら手渡す、意味のある素敵な取り組なんです。
そして今回旅の舞台となるのは、マメさんが大好きな瀬戸内海の島の一つ、尾道市因島。造船業や柑橘栽培がおもな産業で、囲碁発祥の地や村上水軍の重要拠点など歴史も残っている島なんです。行きたがリーノ号が最初に連れてってくれたのは公民館。マメさんの友達にピッタリな人の情報がきっとあるはずと思い、公民館の中にいた館長の宮地さんと地域住人の舟橋さんに声をかけてみました。すると島の料理自慢のタカミチさんなる人物の元へ案内してもらえることに。家を訪ねると、突然の訪問にも関わらず、タカミチさんは笑顔で縁側に案内してくれました。島に伝わる郷土料理を作るのが趣味とのこと。そして、タカミチさんは、なにやら怪しげな壺を二人の前に…蓋をとってみると中には因島の郷土料理のなれ寿司が入っていました。小魚やお米、薬味などを麹で漬けこんだ料理です。早速いただいたマメさんはなれ寿司の虜に!その後も美味しいモノをたくさん頂いたマメさんは友情の印、青いリボンを手渡し、次の友達を紹介してもらいました。次にお会いしたのは、タカミチさんの近所に住む島の果物「ミカン」栽培の名人ツネさん。
手塩にかけて育てたミカン、早速御馳走になっちゃいました!美味しいミカンと島の絶景を見せてくれたツネさんにも青いリボンをプレゼントです。続いて、島にわざわざやって来たという陶芸家さんを訪ねるべく、島の北西部重井地区へと移動しましたよ。その陶芸家さん、お会いしてみるととてもお若い方でびっくり!
デザイナーのマメさんと同じ創作活動に携わる陶芸家の吉野さんです。作品を見せてもらったマメさんは気になったことをどんどん質問していきます。同じモノづくりに携わるマメさんと吉野さん、はやくも意気投合ししっかりと友情を深めたところで、今度は吉野さんがマメさんに島を案内してくれることに。連れてきてもらったのは島で40年以上も続いているお好み焼き店米ちゃん。このお店に吉野さんもよく通っているそうです。
一緒にお好み焼きを食べ、ますます仲良くなって名残惜しいですが、今回の企画には時間制限があります。次の友達は、島の有名人の佐藤さんご夫婦、早速ご自宅に訪問です。お会いしてみると、佐藤さんご夫婦は普通のご陽気な方のようですが、部屋を案内していただくと、そこには自宅を改装して作った舞台が!なんと、お二人は腹話術をする島の有名人だったんです。そしてご主人はキャリア40年以上の大ベテラン!普段から島のイベントや福祉施設で披露しているそうです。マメさんと柴田は目の前で腹話術を披露してもらいましたよ。それを見たマメさんは、人生初の腹話術を体験することに!日本語が堪能なだけで十分すごいのに、腹話術にも挑戦なんて、すごいです。練習をして佐藤さんご夫婦と柴田に腹話術を披露し、島の人たちの笑顔の為に頑張るご夫婦にも青いリボンを渡して友達になることができました。
ここで、『友達作りたがリーノ』タイムアップ!今回の一期一会の旅でマメさんは8人の方と友達になれました!
皆さん本当にありがとうございました!