今回の行きたがリーノさんはケニア出身のサムエルさん。現在、福山市で英語の先生をしていて、日本人の奥様と可愛い一人息子サワディくんと仲良く暮らしています。今回で4回目の登場となるサムエルさん。
番組出演を機に日常では一般の方からサインを求められたりすることもあるそうです。
すっかり人気者になったサムエルさんは、もっと友達を増やしたい!とのこと。ということで今回挑戦するのは「一期一会の旅、友達作りたがリーノ!」。その町で出会った人と国際交流をしながら友達になっていきます。制限時間は6時間。数珠つなぎ方式で友達の輪をどんどん広げていきましょう。
そんな友達作りの舞台に行きたがリーノ号が選んだのが島根県。旧暦の10月、全国から神々が集い、あらゆる縁結びについて話し合うと言われることから「ご縁の国しまね」とも呼ばれています。まず向かったのは松江市の人気の観光スポット、「堀川めぐり」。小舟でこたつに入りながら400年前の築城当時から今も変わらない松江城のお堀をぐるっと巡ります。市内観光の移動手段としても使える便利で楽しい観光クルーズです。サムエルさんと柴田も堀川めぐりに出発!経験豊富な船頭さんとの会話も楽しみながら船は進んでいきます。すると目の前にとっても低い橋が現れ、船の屋根が下がってきたんです。実はここの堀川めぐりでは水面から高さの無い橋をくぐる時だけ、船の屋根が下りるようになっていて、すべて船頭さんが手動で上げ下げをしています。船を進めること50分。見えてきたのは雪が積もって真っ白になった松江城。…と、川岸を歩くお侍さん。船頭さんによれば、松江城に行けば謎が解けるとのこと。船頭さんと友達になったところで、二人は1611年に築城された国宝松江城へ。全国に現存する12天守の1つとして松江のシンボルにもなっています。するとやはりいらっしゃいました!お侍さん!訪れる人を楽しませたいと、侍姿で城内を見回る活動をしているんです。ここで出会えたのも何かのご縁です。このままお侍さんに松江城を案内してもらいました。階段の秘密や敵から城を守る仕掛けなども当時の姿のまま!そして天守閣にあがり、お殿様が見ていた同じ景色を満喫しました。見学が終わって次に案内してもらったのは敷地内にある茶屋、ちどり茶屋。おすすめの雲そばとお汁粉がセットになった恋物語ランチをいただき、お侍さんと友達になることができました。安来に行けばサムエルさんにピッタリのダンス好きな人がいる、と次の友達を紹介してもらい、二人がやってきたのは安来節演芸館。安来節でダンスといえば、どうじょうすくい踊り。サムエルさんにとっては見たことも聞いたこともない「どじょうすくい踊り」ですが、こちらでは鑑賞はもちろん、体験をすることもできるため、もちろん初どじょうすくい踊りを体験!まずは先生のステージを見て学びます。どじょうすくい踊りは、ユーモラスな顔や動きで表現し観客を楽しませます。ステージの後半はいよいよ体験コーナー。動きの中でも一番難しいと言われる歩き方をサムエルさんは意外にもなんなくクリア!先生に教わりながら楽しく踊りをマスターし、舞台を盛り上げました!先生に褒められとっても気分が良くなったサムエルさんは、お礼にケニアのダンスを披露。踊りを教えてくれた先生、歌や伴奏をする皆さんとも踊りを通じてお友達になることができました!そしてどじょうをすくった後は美味しくどじょうを頂きました!どじょう料理初体験のサムエルさんは美味しさにビックリしながら料理を堪能していました。ぜひ、踊りとセットで楽しみたいですね。友達作りたがリーノはここでタイムアップ!しかし、できたばっかりの友達から温泉好きのサムエルさんにおすすめの温泉があるとの情報をいただきました。そこでやって来たのは島根屈指の人気温泉スポット「玉造温泉」。そこの温泉にある宿の一つが明治元年創業「長楽園」。なんでもここは、混浴風呂が日本一広いことで有名な温泉なんです!その広さはおよそ120坪。100%天然温泉掛け流しの露天風呂、これは旅の締めくくりにはぴったりです!
二人は温泉で癒され、ユニークな友達がたくさんできました。