行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2016.08.06 OA

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#106 イラン人 日本のアニメを学ぶ!

今回の行きたがリーノさんは、番組再登場となるイラン出身のアイスダちゃん。現在留学生として女学院大学に在学中。留学生たちに役立つ情報を発信する、ひろしま留学大使としてイベントなどにも参加しています。アイスダちゃんの日本を好きになったきっかけは日本のアニメ。イランでは一休さん、ドラゴンボール、キャプテン翼など日本を代表するアニメが放送されていたそうです。現在までに日本のアニメが放送された国は100ヵ国以上。もはや日本の文化といってもいいほど世界中で親しまれています。そんなアニメが好きでたまらないというアイスダちゃんが、今回は日本のアニメ文化を学んじゃいます。
行きたがリーノ号は市内中心部、本通りにあるレトロなおもちゃの骨とう品屋さんへ。店内にはお父さんも子供心に帰ってしまうような懐かしいおもちゃや、オーナーが数十年かけて集めたという秘蔵のコレクションが所狭しと並んでいます。早速このお店に興味津々のアイスダちゃん。店内にあるクレーンゲームに挑戦し、ドラゴンボールの孫悟空フィギアをゲット!お店を楽しんだところで、次は、アニメがどんな風に作られているのか勉強しに行くことに!
向かったのは胡町電車通り沿いにある代々木アニメーション学院広島校。
東京・大阪など全国に8校を持つ日本初のアニメーションプロ育成施設であるこちらでは、未来の日本アニメ界を担う若者たちが、日々その技術を学んでいます。先生に教えてもらいながら、まずは、イラスト学科でアニメ作りの基本を学びます。キャラクターの名前やデザインを作ります。アイスダちゃんが考えたキャラクターは、髪の毛が外を向いた活発タイプの女の子「アサールちゃん」。色を塗って完成です。続いて、アニメーション作成。書いた絵を動かす作業です。原画の上に真っ新な紙を敷いて、枠となる線だけを書き写していきます。ここでは口を動かして、パラパラめくるとまるで喋っているようなアニメーションを作成することができました。「アサールちゃん」がしゃべる簡単な台詞を決めたら、仕上げまでに少し時間がかかるので、アフターレコーディング通称アフレコをお勉強。ここから生徒さんにも協力してもらい、この学校の卒業生が作ったアニメ「紋次郎と犬神」というストーリーの台詞を読みます。台詞もたくさんあって少し難しいですが、貴重な体験にアイスダちゃん真剣に挑みます。生徒さんと掛け合い、アフレコをしっかり学びました。そして、先ほど作成したオリジナルキャラクター「アサールちゃん」がついに完成しました!元気な女性パイロット、アサールの昼休みというタイトルのアニメーション。台詞は一言ですが、アイスダちゃんの声でアサールちゃんに声をつけ、ようやく完成することができました!
アニメ大好きイラン人アイスダちゃんが日本で体験した初めてのアニメ作り。幼い頃に母国で見た日本のアニメに心奪われ、遥か遠い日本へと思いを馳せました。知識も経験もない中で、一からキャラクターを作り上げることができ、アイスダちゃんの夢が叶いました。