#109 食べたがリーノin大崎上島
今回の行きたがリーノさんはなんと二人。まずは3度目の登場、カナダ出身のラピアさん。日本のフルーツの美味しさに魅了され、4年前に世羅町へ移住。葡萄や桃を栽培する農園を奥様と一緒に運営しています。そしてもう一人は、すっかりお馴染み、カンボジアからやってきたソパンナさん。1年半前に来日し、建設現場で汗を流して働きながら日本語を猛勉強なんです!
この日が初対面となる二人には、ある共通の思いがあり、日本の食べ物が大好きで、これまで番組でも沢山の美味しいものに出会っているということなんです!そんな二人、今回も「美味しいものタベルゾ~!」と気合い入りまくり。というわけで、日本の食べ物だ〜い好きコンビが「食べたがリーノ」に挑みました!美味しい果物が食べたいラピアさんと、鮮度抜群の刺身が食べたいソパンナさん。
そんな二人の願いを叶えるため行きたがリーノ号が案内したのは、瀬戸内海に浮かぶ島、大崎上島。船でしか行く事ができないこの場所には、島ならではの美味しいものがたくさんあるんです!島に上陸し、2人が到着したのは島の漁港。港にとまっている船を発見した二人は、船で作業されている漁師さんに刺身が好きなことを伝えました。すると、その方はなんと観光客に釣りを楽しんでもらうための遊漁船を運行している川本さんご夫婦でした。島周辺の海を知り尽くした釣り名人です。母国の海とは違う瀬戸内海の景色に興奮気味の二人は思わず写真撮影。ソパンナさんは、女性スタッフも撮影。そうこうするうちに、船は釣りのポイントに到着した。二人が挑戦するのは釣り棹を使わない手釣りスタイル。もちろん初めてです。そこでラピアさんから、釣り対決をしたい!と提案が。最初に魚が掛かったのはソパンナさん。自ら戦いを挑んでおきながら一歩リードされたラピアさん。ここは一匹釣って、追いついておきたいところですがなんと、またしてもソパンナさんに当たりが!焦りが見え始めているラピアさん。ですが、歌を聴いてほしいとソパンナさんから声をかけられちゃったり。おかしなソパンナさんの歌に心乱させられるラピアさん。そうかと思えば、現在彼女募集中のため、先ほど写真を撮った女性スタッフに釣りデートのお誘いをしていたり、なんとも自由なソパンナさん。楽しい釣りはここでタイムアップ。二人で釣り上げた魚は、念願のお刺身でいただきます。鮮度抜群のお刺身と、地元の野菜や川本さんが獲った穴子を使った天ぷら、さらに鯛めしを船の上で頂くことができるんです!自然の風を感じながらの最高な食事の時間。贅沢ですね~。
日本に来て初めて食べた生の魚。それ以来、大好きになった刺身を自分の手で釣り上げ食べることができたソパンナさん。川本のお父さんに感謝の気持ちでいっぱいのようです。ここは得意のカンボジアの歌を歌って感謝を伝えます。しっかり気持ちが伝わりましたね。そして、ソパンナさんとラピアさんは一緒に釣りを楽しんで、すっかり仲良くなることができました。