#115 カンボジア人が世羅町の友人宅を訪問
今回の行きたがリーノさんはすっかりお馴染み、カンボジア出身のライ・ソパンナさん。建設現場で働きながら日本語を猛勉強!今回は、友達に会いに行きたい!とやってきたソパンナさん。その友達とは、以前番組で初共演した、世羅町でぶどう農園を営むラピアゲータンさん。本当に友達と思ってくれているのか、ラピアさんが暮らす世羅町へこっそり確かめに行きたい!とのこと。
そんなソパンナさんを乗せて行きたがリーノ号は世羅町のラピアさんが経営するぶどう農家へ。ソパンナさんは音声さん姿に変装して、ラピアさんのもとを訪れました。ラピアさんに出会い、柴田さんはいつも通りロケを始めますが、なかなか音声さんに変装したソパンナさんには気付かれません。ぶどうの試食をさせてもらえば気づくのでは?ということで、試食シーンの撮影。ソパンナさんにぶどうを手渡したラピアさん、急に笑い出し、変装しているにも関わらずソパンナさんの存在に気付く事ができました。名前もしっかり覚えてもらっていたので、ソパンナさんとても嬉しそうでした。友達ならどんな姿でも気づいてもらえるはず、ということで、友達成立!訪れた時期はちょうどぶどうの最盛期。ソパンナさんは収穫のお手伝いをすることにしました。ラピアさんが自ら土地を耕したという広大な農園では、およそ300本8種類のぶどうが栽培されています。慎重に慎重に。収穫のお手伝いをしながらいつしかつまみ食い体験になったり。ま、美味しいから仕方ないですよね。そして、ラピアさんが試験的に作ってみたという、シャインマスカットとピオーネの2つの品種を交配して作った貴重なぶどうも見せてもらいました。緑と紫がきれいに混じったぶどうが出来上がっていました。現在は試作段階中、いつか店頭に並ぶ日が来るといいですね!そして、ラピアさんのすごいところは農園だけではなかったんです。昔ながらの日本家屋に住みたくて、世羅町内を探し回り、やっと見つけたとても素敵な民家に住んでいること。奥様と娘さんと暮らしています。早速お邪魔してみるとなんと、カナダからラピアさんのお母さんが来ていらっしゃいました。収穫作業をし、お腹が空いたソパンナさんはラピアさん家族に相談し、料理を作ってもらうことに。せっかくなので、ソパンナさんはラピアさんのお母さんにカナダ料理を教えてもらっちゃいましたよ。ラピアさんの少年時代の話を聞きながら楽しいクッキングタイム。その間に、ラピアさんは柴田さんを自慢の屋根裏へと案内。あっという間に料理も完成しました!オニオンスープや、ラピアさんが大好きなおふくろの味「シップレック」。ジャガイモや玉ねぎといった野菜にミンチや生米、ミートソースを乗せオーブンで焼き上げるカナダの家庭料理です。そして3品目はデザート。勿論、ブドウを使ったもの。一人娘のゆなちゃんも帰宅したところで、みんなでお料理をいただきました。どれもおいしくて、ソパンナさんはもちろん、柴田さんも箸がとまりません。食事の最後には、ラピアさんがこっそり秘密で用意していた、お母さんと奥様に向けた手紙を披露。サプライズ大成功!普段は照れくさくてなかなか言えない感謝の言葉。しっかりと気持ちが届き、奥様は涙、涙、涙。
これからも変わらず、ぶどう園と家族を守り続けてくださいね。ラピアさん、家族の皆様、どうもありがとうございました!