今回の行きたがリーノさんは、ナイジェリア出身ジョン・エゼオンさんと、ブラジル出身の陽子ブランスキーさん!西アフリカに位置するナイジェリアからやってきたジョンさんは広島で英語の先生をしています。飲食店で働いているブランスキーさんはサンバが得意で負けず嫌いな性格の女性です。今回は、縁起物にあやかりたい!という2人の希望のもと、行きたがリーノ号が連れていってくれたのが、兵庫県の上郡町。
まずは、今からおよそ680年前に播磨の武将、赤松円心によって築かれた高い山の上にたつ「白旗城」を見学。大軍の猛攻にも落城しなかったことから“落ちない”城としてパワースポットになっています。特製の絵馬や鉛筆などのグッズが受験生に大好評なんだそうです。
そして2人は「落ちない城」にゆかりのある人達がいるということで会いに行くことに。そこへ待ち構えていたのは鎧兜姿の皆さん。しかし、強そうに見える鎧兜、実は厚紙で手作りしたものだったんです!材料となる厚紙を型ごとに切りぬき組み合わせます。それに色付けをすれば立派な鎧兜の完成です。平たい厚紙をパーツごとにカーブを付けたり紐を編み込んだりと、相当手間がかかっているんです。こうして手作りした鎧兜は、毎年11月23日に開催される白旗城まつりで披露!サムライが大好きなジョンさんとブランスキーさんはも手作り鎧兜の試着を体験!テレビや映画でしか見た事がなかった鎧や兜。憧れもあってか、なんだか目つきも鋭くなってきましたよ。とっても貴重な体験をしたジョンさんとブランスキーさん。絵馬という日本ならではの縁起物に学業と健康を祈願しました。
続いてはお隣、佐用町の縁起ものスポットへ!と、その前にジョンさんたっての願いで行きたがリーノ号は宍粟市のある場所へ。到着したのは「ちくさ高原スキー場」!雪質の良さ、アクセスの良さでファミリーに大人気のスポット!ジョンさんにとってこの白銀の世界は初めての光景。テンションは上がりっぱなしです。思う存分雪遊びを楽しみました!
さあ、佐用町へ移動。野生のニホンザルを間近で見ることのできるモンキーパークへやってきました。100頭ほどのお猿さんの中に、とっても縁起のいい珍しい黄金のお猿さんが一頭だけいるんだとか!それも日本にも一頭だけ!するとラッキーなことに、捜索早々山から下りてきて目の前にやってきてくれました。今から15年ほど前に突然変異によって金色の毛色で生まれた「ひかり」ちゃんです。写真におさめ、モンキーパークを堪能中の2人は、猿の行動に合わせてアフレコをすることに!お猿さんの細かい動きに合わせてとても上手にアフレコをすることができました。ジョンさんとブランスキーさんもすっかり仲が深まりましたよ。
もっと縁起物にあやかるため、柴田さんと2人は宿泊することに。次の日はどんなスポットに行くことができるのか、楽しみですね。