行きたがリーノ IKITAGARINO

毎週土曜日よる6時30分~

過去の放送内容2017.02.04 OA

  • 過去の放送内容
  • 行きたがリーノレシピ
  • “行きたがリーノ”紹介
  • IKITAARINOトップ
title

#128 カナダ人カップルが旬の野菜で鍋作り

今回の行きたがリーノさんは、カナダ出身のデゼレイさんとボーイフレンドのオムリさん。現在なんと茨城県と広島県で遠距離恋愛中の2人。学校で英語の教師をしていますよ。
大好物の旬の野菜を収穫したい!という2人の願いを叶えるため、行きたがリーノ号が向かったのは広島市佐伯区の湯来町。リーダーの木村さんが運営している「峠のもり」という野菜直売所に到着です。木村さんたちが作った新鮮な野菜やお寿司、おはぎなどの加工品がずらりと並び、営業日の第1・第3日曜日には沢山のお客さんで賑わいます。ですが、2人が訪れたこの日は野菜が売り切れ。残念そうな2人を見てせっかく来てくれたのだから、と木村さん達が育てている近くの畑を案内してくれました。そして、ここの野菜を収穫させてもらえることに!一気にテンションが上がる2人。大根や小松菜、広島菜など、旬で新鮮な野菜を沢山収穫させてもらうことができました。寒いので鍋作りをすることが決定し、野菜を持って再び直売所へ戻ってきたのですが、、、なにか気になるものを発見した様子。デゼレイさんとオムリさんが興味津々に見ていたものは、茶色くてゴツゴツしてて角!?のようなものがついた植物。悩んだ末に木村さんに聞いてみると、その正体とはこんにゃく芋だったんです。こんにゃくの原料で、あまり見ることのない珍しい食材ですがこんにゃくは、ここ湯来町の特産品なんです。こんにゃくもぜひ作ってみたい!という2人の希望で早速体験させてもらいました。芋をつぶして丸め、熱湯に入れて40分。初めてのこんにゃく作り、出来上がりを待っている間、直売所の敷地をぶらぶらと散策。そこには湯来町伝統のダイガラという餅つき機が。昔からこの地域で使われている足で踏む機械です。もち米を用意してもらい、杵つきにも挑戦です。餅つき経験があるデゼレイさんでしたが、ダイガラは少し難しそう。力強く足で踏むのが見た目以上に困難なんです。オムリさんも一緒に頑張ってなんとかお餅をつくことができました。丸めたら先ほど収穫した大根をすったものと一緒に頂きまーす!こんにゃくも良い感じにできあがって試食を楽しみましたよ。気になるもの沢山ありましたが、本題の鍋作りと参りましょう!
鍋作りは木村さんのお宅のキッチンをお借りさせてもらいました。包丁さばきが得意なオムリさんの華麗な野菜カットを拝見!どんな切り方だって器用にこなします。先ほど作ったこんにゃくは、手でちぎって、味をしみこみやすくさせました。そうすると、こんにゃくの独特な歯ごたえも、より味わうことができるんです。鶏のだしに白みそを溶かし、どんどん野菜をいれていきます。あっという間に野菜たっぷり鍋が完成!二品目は、ラブラブな2人にぴったりの郷土料理作り!それはお祝いの時に食べる二合ずし。素敵な2人を見て木村さんが提案してくれたんです。木村さんに教えてもらい、湯来町の食材をふんだんに使った料理が食卓いっぱいに並びました!そのまま食べても十分においしい鍋に牛乳をプラスし、また一層旨みが増した野菜たっぷり鍋。念願の旬の野菜もたっぷりで体もあたたまります。めでたい郷土料理、二合ずしは見た目も華やかで2人にもぴったり!どれも2人に合う味ばかりでした。
今回は旬の野菜の収穫から調理、試食。そして地域の伝統に触れることができました。