#170 極寒の雪山で冬キャンプ 後編
前回から、みんなで一緒に過ごし、同じ釜の飯を食べた仲間になりたい!という外国人らしからぬ理由で集まった4名の外国人さんたち。ナイジェリア出身のジョンさんと、ブラジル出身のブランスキーさん、イラン出身のアイスダさんそして、カナダ出身のベンジャミンさん。そこで前回スタートしたのが、氷点下の雪山を舞台にした一泊二日のキャンプ!吹雪の中4人で協力し、母国のイランやブラジルの料理作りに挑戦し美味しく頂きました。食後の雪遊びでも全員が力を合わせてスノーランタンを作りました!
そしてもっと仲良くなるために皆の前でやりたい事を発表するお楽しみ会も大盛り上がり!ブランスキーさんは立派な衣装と羽をつけて素敵なダンスを披露してくれました。楽しいキャンプ一日目もみんなで過ごせばあっという間に終了。
翌朝はジョンさんが独特な起こし方で柴田さんを起こし、アイスダちゃんはイランの朝ごはんを作ってくれました。細かく切った玉ネギ、トマトをフライパンで炒め、ターメリックやハーブで味付けし、その上に卵を割ったイラン風オムレツはみんなから大絶賛。ベンジャミンさんもカナダならではの、豆の缶詰めにシロップを入れたキャンプ料理を作ってくれましたよ。
お腹いっぱいになった4人は仲間の絆を深めるため再び氷点下の雪山で雪だるまを作って遊びます。今回は、海外のスタンダード3段重ねのスノーマン作りに挑戦!サラサラすぎて、なかなか雪玉が作れない雪をみんなで試行錯誤してやっていきます。行き詰ったところでジョンさんは柴田さんを連れて川へ。何をするのかと思いきや、靴下を取り出してナイジェリア式の水分補給を柴田さんに伝授し始めたんです。靴下に川の水を入れて飲む見たこともない光景に柴田さん唖然。ですが、これが柴田さんにいいヒントとなるんです!なかなか雪がひっつかず雪玉を作ることができない雪。そこに水分を補いながら丸めれば!?とひらめいたんです。そしてその結果が大成功!この方法で雪だるま作りも順調に進みました!
そこへ頑張っているメンバーにベンジャミンさんから甘いおやつのプレゼント。カナダのキャンプならではの雪に直接シロップをかけていただくおやつ。体力を使って少し疲れた体にピッタリの優しいおやつです。
再びやる気パワーを出したみんなは雪だるま作りを再開し、何とか完成!みんなで作り上げたひとつの雪だるまにみんなも大喜び。
国籍も性別も違う4人の行きたがリーノさんたち。同じ釜の飯を食べるという破天荒なジョンさんの思い付きから始まった1泊2日の過酷なキャンプですが、寒さに負けず仲間の為に食事を作り、みんなで遊び、思いっきり楽しむことができました。楽しい企画を思いついてくれたジョンさん、リーダーお疲れ様でした。