#179 アフガニスタン人 母国でお好み焼きを作りたい!
今回の行きたがリーノは、お好み焼きが大好物なアフガニスタン人のアマンさんをおもてなし!母国の家族にお好み焼きを食べさせたい!という希望でやってきてくれました。
アマンさんは大のお好み焼き好き。広島へ来た時に食べたお好み焼きの美味しさに衝撃を受け、ぜひ母国にいる家族に食べさせたい!と思ったんだそうです。
まずは、アマンさんに伝授してくれる先生が待つお店へ。訪ねたのは広島市中区にあるお好み焼き店、蔵屋。様々な鉄板料理が楽しめる蔵屋で腕をふるっている若手エースの市場さんが今回のアマンさんの先生。先生の作るお好み焼きを実食したアマンさんは、先生にお好み焼き作りを教わるためのお願いをし、いざ材料の調達へ!
今回の食材の調達で重要なのは、アマンさんが母国へ帰ってもちゃんと食材が手に入るものを選ぶこと!つまり、母国にないものは代わりとなる食材を見つけなければならないのです。そして、家庭で作るのに美味しい食材やアドバイスなども先生にはお願いしています。
もやしやキャベツを買っていくなかで、先生が手に取ったのは玉ねぎ。野菜と一緒に玉ねぎも入れることで甘味が増して美味しくなるポイントなんだそうです。アフガニスタンの主食はナンなので、小麦粉も手に入ります!またアフガニスタンでは豚肉を食べる文化がないため、今回はエビを入れて作ります。これまで順調だった食材調達ですが、天かすが母国にはないとのこと。カリっとしている塩気のあるものがいいとのことで選んだのはスナック菓子。塩気があるものを選ぶのが美味しくなるポイントです!
次に、焼きそばの麺がないということで先生が代用品で考えたのは、パスタ。さらにそのパスタに絡めると美味しい、とケチャップも購入した先生。
食材調達も無事終わったところで、アマンさん宅へ移動してお好み焼き作りへ。まずはヘラに慣れることから。実際に先生も修行で練習していたというお好み焼きの代わりに濡れタオルを使っての練習法。その後、野菜の切り方や、何度も練習を繰り返した生地作りの練習と続き、どんどん完璧にマスターしていくアマンさん。代用品も使ってなんとか先生にも認めてもらえる美味しいお好み焼きが完成しました。アマンさんお見事!何度も繰り返して練習した成果がでました!代用品との相性も抜群!最後に先生とお礼の握手を交わし、カープ坊やのイラスト付きヘラをプレゼントしてもらい、アマンさんのおもてなし成功!母国へ帰ったら、ぜひ作って家族に食べさせてあげてくださいね。