#189 七夕でおもてなし
今回の行きたがリーノさんは中国人シシュンさんとフランス人アデリンさんのカップル!日本の七夕を満喫したいとやってきてくれました。様々な方の協力の元、行きたがリーノさん達をおもてなししちゃいます。
おもてなしの舞台となるのは竹原市。2人の目を引く竹細工がズラリと並ぶこの場所は、竹を使った商品の製造販売を手掛けているお店「竹の駅」。竹藪から現れたのは御年87歳、竹原市の竹仙人こと、坂元さん!今回は竹仙人坂元さんが2人に七夕の魅力を満喫させてあげるそうです。早速縦に割った長い竹を取り出し、ある準備を始めました。初めて見る光景に、2人とも興味津々のご様子。何の準備かというと…流しそうめん!人生で初めてという流しそうめん、カップルで存分に楽しんじゃってください!!
しっかりそうめんを食べた後は、短冊に願い事を書いきました。日本語、中国語、フランス語でそれぞれの願い事を書いて、飾りつけ!最後にお供え物も置きました。また戻ってくると約束し、2人が続いてやって来たのは「道の駅たけはら」。知る人ぞ知る竹原市の名産「峠下牛」のステーキランチ。なぜここにステーキランチを頼んだのかというと、このメニューの中に七夕にちなんだ品があるからなんです。それが何かというと、牛肉!伝説に登場する彦星さま、実は彼の職業は牛使いなんです。
お腹一杯になった行きたがリーノさん達は、近くの観光名所、「竹原町並み保存地区」で七夕探しをすることに。その前に、歴史あふれるこの街にピッタリの衣装に変身。アデリンさん、シシュンさん浴衣・甚平姿も素敵です。風情のある小道を歩いていると、どこからか三味線の音が…。「たなばたさま」の演奏で迎えてくれたのは、津軽三味線奏者の田岡隷山さん。アデリンさんとシシュンさんの為に、古民家で美しい音色を聴かせてくれるスペシャルゲストです!日本ならでは場所と音色で七夕を感じた行きたがリーノさん。古民家をあとにしようとしたところ、七夕との関係も深い機織り機を発見!どんな関係というと…そう、織姫さまのお仕事は機織り。
竹原市の多くの方に協力してもらい、5つのおもてなしで日本の七夕を満喫したシシュンさんとアデリンさん。学んだことをアーティストとして表現したいということで七夕をテーマにした創作活動を始めるようです。竹仙人坂元さんのお店の1室をお借りして、カップルが協力して絵を描き始めました。これまでのラブラブな雰囲気とは打って変わって表情は真剣そのもの!出来上がった絵は、竹仙人にプレゼント!これには坂元さんも満足されていました。お二人も日本の七夕を満喫し、おもてなしのお返しもでき大満足でした!