2020年5月5日放送分 「キッズのステイホーム!ストレスからの回復術」 ティーチャー 公認心理師 中井花織さん ・松岡カウンセリングオフィス勤務 ・広島県・広島市スクールカウンセラー 大人が気をつけるべきポイント ①思春期の子どもに対しては「普段」の距離感を! 自宅待機の際、子どもに対して過干渉になりがちになってしまうので適度な距離を保つ ②ストレスサインに気づいて声をかける 小さな子どもはストレスを抱えていても自分では気づくことができないこともある。 「甘えん坊になる」「イライラする」「おねしょが復活する」などの症状があった場合は、怒らず優しく声がけをする ストレス回復術 ①日常の生活リズムを守る 人は「いつもと違う」ことに不安を感じやすいのでいつもと同じ生活リズムを守る事が心の安定につながる。学校があったときと同じ時間に起きて着替える、などの生活リズムを作る。 また自由な時間が多すぎると、その度に予定を考える事がストレスになることがある 一日の予定を立てて生活することで、予定をこなす達成感につながる ②家以外の人とのコミュニケーションをとる 小学生になると、社会に参加している実感をもつことが重要。 電話やオンライン通話などを使って、友人や祖父母などとつながりをもつことでストレス解消につながる。友達と宿題の答え合わせなどをすることもおすすめ。 ③家族と一緒に達成感を! 達成感を感じることは「充実感」や「自分にはできるんだ」という自信につながり、ストレスを感じにくくなる。家事などの手伝いをして誉めてもらうことで達成感が得られる。 手を動かし集中力を使うジグソーパズルやプラモデルなどの遊びもおすすめ。 ゲームも気分転換にはなるが「依存性」があり、長時間やってしまいがちになるので時間を決めるなどの工夫を。 その際、親が一方的に時間を決めるのではなく、必ず子どもと相談して子どもに決めさせる。 (子どもは、自分で決めた事は守りやすい) ※県内のほとんどの小中学校にはスクールカウンセラーがおられる。 ※休校中でも予約可能なので、それぞれの学校へ問い合わせてください。 ひとつ前のページに戻る
大人が気をつけるべきポイント
①思春期の子どもに対しては「普段」の距離感を!
自宅待機の際、子どもに対して過干渉になりがちになってしまうので適度な距離を保つ
②ストレスサインに気づいて声をかける
小さな子どもはストレスを抱えていても自分では気づくことができないこともある。
「甘えん坊になる」「イライラする」「おねしょが復活する」などの症状があった場合は、怒らず優しく声がけをする
ストレス回復術
①日常の生活リズムを守る
人は「いつもと違う」ことに不安を感じやすいのでいつもと同じ生活リズムを守る事が心の安定につながる。学校があったときと同じ時間に起きて着替える、などの生活リズムを作る。
また自由な時間が多すぎると、その度に予定を考える事がストレスになることがある
一日の予定を立てて生活することで、予定をこなす達成感につながる
②家以外の人とのコミュニケーションをとる
小学生になると、社会に参加している実感をもつことが重要。
電話やオンライン通話などを使って、友人や祖父母などとつながりをもつことでストレス解消につながる。友達と宿題の答え合わせなどをすることもおすすめ。
③家族と一緒に達成感を!
達成感を感じることは「充実感」や「自分にはできるんだ」という自信につながり、ストレスを感じにくくなる。家事などの手伝いをして誉めてもらうことで達成感が得られる。
手を動かし集中力を使うジグソーパズルやプラモデルなどの遊びもおすすめ。
ゲームも気分転換にはなるが「依存性」があり、長時間やってしまいがちになるので時間を決めるなどの工夫を。
その際、親が一方的に時間を決めるのではなく、必ず子どもと相談して子どもに決めさせる。
(子どもは、自分で決めた事は守りやすい)
※県内のほとんどの小中学校にはスクールカウンセラーがおられる。
※休校中でも予約可能なので、それぞれの学校へ問い合わせてください。