株式会社 フィールランド(島田水産)(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、広島を代表する味覚「牡蠣」の歴史に新たな風を吹かせる「フィールランド」が登場!300年以上の長きに渡り、広島牡蠣の養殖を行ってきたカンパニーの歴史には、日本初がいっぱい!約16年前からあることに挑戦し、今では全国各地から牡蠣養殖業者が研修に訪れるほど、注目を集めているという。牡蠣生産者としては全国でも初の試みだったというそのあることとは一体?その挑戦の裏に隠された牡蠣の名産地だからこその苦悩。八嶋も「そ~だったのか?!」と驚いた広島牡蠣の知られざる事実に迫ります。空前のヒット、牡蠣小屋誕生秘話も明らかに!
冬の味覚の王様とも呼ばれる牡蠣。その養殖を江戸時代から現代にかけて行い、オリジナルのブランド牡蠣を生み出したのが今回のカンパニー、フィールランド。そのブランド牡蠣とは、地域の同業者と共に開発した「安芸の一粒」。広島の牡蠣は生産量が多く、少産地のものに比べ安く取引されている現状をなんとかしたいと思ったことがきっかけだといいます。
一般的な牡蠣養殖は、ホタテ貝にたくさんの幼生をつけ、成長させるため形がバラバラ。それに対し、安芸の一粒は小さく砕いた牡蠣の殻に選びぬいた幼生を一粒ずつ人工的に付着させて育てることで、大きさや形が均等に成長するのです。その美しい形と確かな味から全国の牡蠣業者が研修に訪れるほど注目されているのです。
実は広島県で初めてかき小屋を始めたのはカンパニーだといいます。きっかけは「安芸の一粒」の販路開拓。ブランド牡蠣をつくったものの、販売する場所がなかったため、店頭で販売し、その場で食べられるようなスペースをつくったところ、このスタイルが人気となり、県外からも多くの人がカンパニーのかき小屋を訪れるように。今ではカンパニー全体売り上げの4割を占めるほどの事業となっているのです。