福山ゴム工業株式会社(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、24年もの間、売れ続けているゴム靴を製造する広島県の「福山ゴム」が登場!毎年10万足以上、今や累計600万足を売り上げる大ヒット商品。実際にそのゴム靴を履いた八嶋は「滑らない!動きやすい!」と大興奮。そんな人気のゴム靴を作ったカンパニーは、丈夫で長持ちする長靴を開発するため、日本初のあるモノを誕生させた。100円ショップのアノ人気商品をヒントにして作った、そのあるモノとは一体?スタジオに、カンパニーが作った様々な靴が登場。八嶋は、つま先と底の一部に鉄板が入った長靴を手に取り、興味津々。その長靴の用途を聞いて「えー!すごい!」と感心しますが…、果たして、その長靴の用途とは?ゴムとあるモノをくっつけることが得意なカンパニー。その技術を生かして、世界初!のゴム製品を開発したという。工事現場で重宝されている、そのゴム製品とは一体?
創業以来、履物を製造しているカンパニー、福山ゴム工業。以前は様々なカジュアルシューズを製造していましたが、他社と差別化するため機能性を重視。1993年作業靴に特化することを決断しました。中でも人気の作業靴が「親方寅さん」!24年もの間、毎年10万足以上売れ続けています。人気の理由は柔らかいゴムと布を組み合わせ実現した履き心地。さらに購入したお客さんにアンケートを実施し、商品に対する意見を調査、日々改良を重ねているのです。例えば、小指の部分が破れやすいとの意見があれば、補強用の布を入れて即改善。こうすることで長年にわたり、「親方寅さん」は愛されているのです。
カンパニーは2002年、日本で初めて丈夫な長靴用のゴム生地を誕生させました。それまでは、作業中、長靴に傷が入ると簡単に裂けてしまい、すぐに使えなくなっていました。そこで、ゴムの強度をあげるためにゴムにあるものを組み合わせることを思いついたのです。それはメッシュ生地。開発者の小川さんが使用していたメッシュの袋が破けないことに気が付き、ゴムと組み合わせることにしたのです。しかしメッシュの素材や形で強度が変わるため試行錯誤を続けること2年。日本で初めてメッシュ生地を利用した丈夫なゴム長靴が誕生しました。ゴムとあるものを組み合わせて、靴の機能性を追求してきたカンパニーはこれからも働く人の足元を支え続けていくのです。