オオアサ電子株式会社(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、音楽好きはたまらない!最先端のオーディオスピーカーをつくる広島県の「オオアサ電子」が登場!そのスピーカーから流れる音を聞いた八嶋は「音に包まれているような・・・気持ちいい!」と大絶賛!そんな最先端スピーカーをつくるカンパニー、実はかつて、あることがきっかけで売り上げの90%を失い、倒産の危機に直面していた!その最大のピンチを乗り切るためにカンパニーが取り組んだのが、これまでにないスピーカーの開発!それは360度、どこにいても同じように聞こえる高音質のスピーカーだった。大手メーカーが敢えて手を付けていないスピーカー製造への挑戦。その裏側を大公開します!
最先端のスピーカーをつくるカンパニー、オオアサ電子。以前は下請け業者として様々な電子部品をつくっていましたが、2008年のリーマンショックがきっかけに取引先から契約が打ち切られてしまいました。このピンチを打開するためにカンパニーは受託生産型から開発提案型への転身を決めました。その後、様々な製品の試作を繰り返す中で選んだのが、オーディオスピーカーでした。それは360度、どこにいても同じような音が聞こえる無指向性のスピーカー。さらに心臓部でもある振動板の材質にもこだわり、これまでにない高音質の再現に成功。現在は家庭だけでなく教育機関や店舗など、様々な場所で使用され売り上げもカンパニー全体の30%まで伸びています。
最先端の製品は最新の機械によってつくられていると思いがちですが、カンパニーのスピーカーの組み立ては少人数でしかも手作業でつくられています。無指向性のスピーカーの心臓部である蛇腹状の振動板もひとつひとつ手作業でつくられています。厚さがわずか100分の1ミリという極薄のフィルムを1ミリ程の幅で14回折り曲げていきます。
この繊細な作業は微妙な力加減が必要なため人の手でしかできません。今まで培ってきた職人たちのものづくりの技術が様々な場面で会社を支えているのです。