株式会社晃祐堂(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは日本一の筆の産地でユニークな形の化粧筆をつくる広島県の「晃祐堂」が登場!カンパニーがつくるのは、女性を笑顔にする可愛い~化粧筆。赤や黄色など色鮮やかで、ハートやお花の形の化粧筆は、若い女性を中心に大ヒット!八嶋はカンパニーの化粧筆を見て「カワイイ!男の僕でもテンションあがる!」と興味津々に。しかし、この可愛い化粧筆、実は狙ってつくったものではなかった!あることの機能性を追求するためにつくったものが、偶然、ハートの形になったという。その機能性とは一体?化粧筆づくりにおいて後発だったカンパニーは新たにシェアを獲得するため、これまでの化粧筆づくりの概念を変え、毛先が柔らかく、肌触りが良い筆を目指したと言う。化粧筆づくりの概念を変えたその方法とは?新しい化粧筆の可能性に挑戦し続けるカンパニーの姿に迫ります。
女性に人気の化粧筆をつくるカンパニー、晃祐堂。そんなカンパニーがあるのは古くから書道筆の製造で有名な熊野町。近年はその製造技術を活かして、化粧筆も盛んにつくられています。創業当初はカンパニーも書道筆をつくっていましたが、書道人口の減少などの影響で化粧筆の製造にシフトしました。後発のカンパニーが他メーカーとの差別化をはかるためにこだわったのが肌触りに直結する毛先。一般的な化粧筆のつくり方と逆にすることで、肌触りの良さを実現させたのです。その方法、実は書道筆のつくり方と同じなんです。長年培ってきた書道筆づくりが活かされているんです。さらに、見た目が可愛い化粧筆も開発。ハート型の化粧筆をつくると口コミで人気を獲得しました。しかし実は、当初から可愛い形を目指したわけではなく、機能性を追求するうちに、可愛い形に。女性にとって化粧は毎日のことだからこそ化粧筆をつかって楽しく化粧をしてもらいたいという思いでこれからもカンパニーは化粧筆をつくるのです。
カンパニーの化粧筆はそのほとんどが他メーカーから依頼されるOEM。自社商品の割合を伸ばしたい!と考えたカンパニーはあることに挑戦したのです。それが異業種とのコラボレーション。例えば花屋さんとコラボし、花をモチーフにした筆と花束と一緒に販売したり、広島の特産品であるレモンとのコラボではレモンの香りのする化粧筆を製造しました。カンパニーは後発メーカーだからこそ自ら仕掛けていかなければいけないという思いで、これからも様々なことに挑戦していくのです。