川根柚子協同組合(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、地域の名産、柚子で地域を盛り上げる広島県の「川根柚子協同組合」が登場!商品開発の試作100回以上!試行錯誤の末、全国から注目される柚子スイーツをつくったカンパニー。その成功の裏側にあったのは、若い力と高齢化が進む過疎の町を元気にしたい!という想いだった!カンパニーのつくった柚子スイーツを試食した八嶋は「すごい!想像を超えたしっとり感。いくらでもイケちゃう」と大絶賛。カンパニーのゆずれないこだわりから生まれたそのスイーツとは一体?川根の柚子づくりには若い力が欠かせないというが、一体どういうことなのか?ことわざに隠された柚子栽培の苦労。八嶋が驚いた柚子の知られざる真実とは?
地元でとれた柚子をつかって様々な加工品を製造販売するカンパニー、川根柚子協同組合。もともとカンパニーのある川根は木炭づくりで栄えた町でしたが、石油燃料に押されて衰退。そこで人口の流出を防ぐために新たな産業として柚子栽培を始めました。
寒暖の差が激しい川根では上質な柚子が育つはずだと地元の名士たちが知恵とお金を出し合い、カンパニーの前身となる組織を設立しました。今では60軒の農家が集まり、柚子に地域の名を入れ、「川根柚子」としてブランド化を目指しました。設立当初は柚子味噌やジャムなど定番の加工品をつくっていましたが、2015年に大きな転機が!柚子を使ったバターケーキが全国規模のコンテストで金賞を受賞。受賞をきっかけに有名百貨店にも商品を置いてもらえることに。地元、川根を盛り上げるため今日も頑張っているんです。
カンパニーの設立当時は住民の庭先にしかなかった柚子の木。それをビジネスへと発展させるために37年前からカンパニーが呼びかけ、植樹を始めました。400本だった柚子の木は現在4000本以上に増えました。しかし柚子が成長するには時間がかかります。高齢化が進むこの町では長時間、柚子の木を管理維持することは簡単ではありません。そこでカンパニーは町中に声をかけて若い力を集めたのです。集まった若い人たちによって、高齢化で作業がききなくなった柚子の木の管理を行っています。30年以上前から始まった川根柚子のへの取り組み。それが今新たな世代へと引き継がれようとしています。