谷口鈑金有限会社(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、一枚の金属板から超繊細な造形物を生み出す広島県の建築板金カンパニー「谷口鈑金」が登場!カンパニーは昔ながらの建築板金技術で竹を模した銅製の雨どいなどを作っているが、その繊細な技術は日本一に輝いた実績もあるほど。そんな巧みな職人技を見たい!と銅板からもみじの葉を作る作業を間近で見た八嶋は「なにこれ~!繊細だな、生きてるみたい!」と思わず声をあげ、大興奮。一枚の銅板に命が宿る!?匠の技が詰まった建築板金の世界を大公開します。昨今、建築板金は大量生産の既製品に押され、職人の手作業による仕事が減っている。そんな中、建築板金の技術を後世につなげるためカンパニーはあるものを作っている。それは歴史ある寺社仏閣の屋根についているものだと言うが…その作品を見た八嶋は「素晴らしい!というか、面白い!」と大絶賛。あるものを模して造られたリアルすぎるその作品とは一体?
銅板を巧みに扱う建築板金カンパニー、
谷口鈑金。主に雨どいをはじめ、トタンなど金属製の屋根などを手掛けています。
近年安い既製品が登場したことで職人技を求められる仕事が激減。しかしカンパニーは昔ながらの手作業で行う建築板金の職人技を守りたいと既製品が多く使用される現在でも手作業で製品をつくり続けています。例えば竹の形をした雨どい。銅板とは思えないほど笹の葉一枚一枚の質感や竹の自然な風合いをすべて手作業で行っているんです。こうしたカンパニーの技術は建築板金の技術を競う大会で日本一に輝き、地元以外にも東京から仕事の依頼がくるほどに。職人技を守りたいとこうして取り組んだことが見事に花開いたのです。
建築板金の技術の素晴らしさを知ってもらうためにカンパニーはあるものをつくりました。それが銅製のセミ!建築板金に興味をもってもらうにはどうしたらいいかと考え思いついたのが昆虫づくりでした。もともと昆虫好きだった谷口さんは細部にまでこだわり、とことんリアリティを追求。1つつくるのに3か月以上かかるんです。
こうしてつくったリアルなセミは火除けのおまじないとしてお寺の雨どいや火を扱う企業、飲食店などで人気に!
この取り組みは同業者の間でも話題となり谷口さんは全国で昆虫づくりの技術講習会をひらくことに!
全国に銅製のセミを広めることが建築板金の技術を守ることに繋がっているんですね。