株式会社 フルーツセンター文田(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、番組宛てにビデオレターが届きましたスペシャル!送り主は造船と柑橘の栽培が盛んな広島県の大崎上島。「島を元気にしているカンパニーがあるから、取材に来てほしい!」というもの。早速、大崎上島で取材を開始!すると、その元気カンパニーが作っているのは柑橘ではなく、しいたけだということが判明。そのしいたけを試食した八嶋は「肉厚!弾力もすごい!肉だ!ステーキみたい!僕しいたけ苦手だけど、本当に美味しい!」と大興奮。そんな肉厚しいたけの旨さの秘密を徹底取材!そこには手間を惜しまないこだわりの栽培法があった!さらに、スタジオにカンパニーの元気スタッフたちが登場!定年なし、全員正社員、島を元気にしたカンパニーの狙いとは一体?過疎高齢化に悩む離島に元気をもたらす名物しいたけ。笑顔とおせっかいが信条、島に移住者まで呼び込んだ!八嶋が「僕、感動した」と語ったしいたけカンパニーのそ~だったのか!な挑戦に迫ります。
ある食べ物で地域を元気にしているカンパニー、フルーツセンター文田。カンパニーがあるのは広島県豊田郡大崎上島町。瀬戸内海の中央に浮かぶ、橋がかかっていない島としては広島県内で最も大きい島なんです。そこでカンパニーがつくっているのは、大きくて肉厚なシイタケ!通常シイタケは菌床と呼ばれる培養地に菌を植え付けることで芽を出します。カンパニーではその中から厳選した芽だけを残し、養分をより多く行きわたらせて大きなシイタケを育てているんです。実はシイタケ菌は他社でも同じものを使用することがあるため、育て方で差別化を図ることが必要なんです。そこでカンパニーは収穫量を減らしてでも、手間と時間をかけて特徴のある肉厚シイタケをつくることにしたのです。そんなシイタケは広島県以外にも、名古屋や関西に流通する人気商品となっているんです。
現在、カンパニーでは従業員63人のうち、43人が女性!みなさんの主な仕事は収穫、栽培、そしてパック詰め。それらを行うほぼ全員がなんと正社員なんです。そしてカンパニーには定年がないため、70歳以上の社員もいるんです。さらに従業員のほぼ全員が島内在住。そのことが島を元気にしているんです。大崎上島は昭和60年代まで造船業が盛んでしたが、時代と共に船の需要が激減し、島で働く場所がなくなってしまいました。そんな時代の中でシイタケづくりを始めたカンパニー。島の人を積極的に正社員として雇うことで島を元気にしようと考えたのです。定年を設けず、働く場をつくったことで女性たちに生きがいが生まれ、そんな女性たちが島を元気にしているんです。