株式会社 外林(広島県)
今回のそ~だったのかンパニーは、年間1億袋以上を売り上げる100円均一のお菓子「自然味良品」「個食美学」がスタジオに登場。40年近く売れ続けているロングセラーブランドを作り上げたのは広島県、福山市の株式会社外林。商品の種類は150種類以上。スタジオに並んだお菓子を見て、八嶋が「ぼくはこれが好き」と選んだのは「エビせんべい」八田も「子供の頃に食べていた」と二人のテンションはいつもに増して上がり気味。北海道から沖縄まで全国展開している2つのブランドですが、実は商品を開発した、株式会社外林は卸売業の会社でした。100円均一のお菓子は、国内でも珍しい卸売業のかンパニーが開発したプライベートブランドだったのです。地方の卸売業のカンパニーの商品が全国で売られるようになったのは、創業者の大胆すぎる販売戦略がありました。そして、今でも増え続ける新商品の厳しすぎる販売までの道のり。今回は40年近く売れ続ける100円お菓子に込められた、知られざるそ~だったのかの秘密に迫ります。
スーパーで売られている人気の100円お菓子シリーズ「自然味良品」、「個食美学」。
100円均一のこちらのお菓子は、国内でも数少ない卸売業のカンパニーが開発したプライベートブランド商品!販売エリアは北海道から沖縄まで日本全国。
なぜ地方の卸売カンパニーの商品が全国で売られるようになったのかというと、カンパニーがつくり出した、卸売業の仲間13社を集めたネットワークグループにその秘密はありました。卸売仲間に対してカンパニーへの手数料はゼロ。お菓子メーカーとの直接取引を容認しました。それにより、それぞれのエリアでプライベートブランド商品を販売したことでエリアが全国に広まりました。
「自然味良品」はおよそ80種類、「個食美学」はおよそ70種類ありますが、実は少しずつ新商品に入れ替わっているのです。商品開発で大事なポイントは、消費者目線で考えること。
サンプル商品の試食では、社内審査を通ったあと、さらに女性社員とパートの方で最終審査を行います。消費者に一番近いパートの方々が最後の関門になっているんです。審査では「買わない」などの厳しい評価が出ることも・・・。
こうして発売される新商品は月の平均で2~3品。少しずつ種類が入れ替わっていることも人気の理由になっています。