そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

光工業株式会社

【所在地】広島県東広島市志和町

光工業株式会社(広島県)

今回のそ~だったのかンパニーは、創業87年、年間2500万個の缶を製造する広島県東広島市の光工業株式会社が登場。沿岸部と山間部に近い広島県は、食材が安価に集まりやすい事から、かつて全国一の生産量を誇る「缶詰王国」だった。その中の一つとして誕生したカンパニーが直面したのが、ペットボトルの台頭。飲料用の缶の需要はどんどん減少。カンパニーの売り上げも激減します。そこでカンパニーが挑戦したのが、これまでの食品缶とは違う新たなる缶の製造。新たな缶の製造には、食品缶を遥かに上回る高い技術が必要でした。試行錯誤の末、3年の歳月を費やしてついに缶が完成。しかし、そんなカンパニーに突き付けられた要求は更に困難な缶の製造だった。現在、国内で唯一、カンパニーだけが作る最高難易度の缶とは?更に缶の可能性を追求するカンパニーは缶の密閉性を活かした非常時に役立つ缶詰を開発。特許を取得した画期的な缶詰は、缶だけではなく、その中身まで画期的だった。カンパニーの製品に八嶋も「ありがとうございますって言いたくなります」と感激する。今回は、創業87年の缶カンパニーが挑戦する驚きの技術のそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「缶の可能性を広げる新たな挑戦!」

誰でも一度は手にしたことがある食品用の缶。カンパニーでは15年前から新たな技術に挑戦しているんです。それは殺虫剤などをガスの力で噴出させる「エアゾール缶」というもの。なぜ新たな缶づくりを始めなければならなかったのか、その背景にはペットボトルの台頭でした。飲料用の缶はおよそ20年前をピークにどんどん減少し、カンパニーの売り上げも激減したのです。同じ缶でも今までの缶とはつくり方が違うエアゾール缶。その製造で重要なのが、噴き出す力に耐えられる、より高い密閉性。材料の鉄自体は産地によってばらつきがあり、気候によって伸び縮みの度合いが変わってきます。そこでカンパニーは溶接時にかける圧力のデータを細かく取り、材料の質に左右されないよう微調整を繰り返しました。その結果、殺虫剤メーカーからの信用を勝ち得たのでした。

そーだったのかポイント2

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「特許を取得したこだわりの缶」

缶の強みでもある「密閉性」を活かして、カンパニーが新たにつくったものは、非常時に必要な備蓄食品でした。カンパニーでは缶はもちろん、食材の組み合わせや味を企画して、商品にしています。特に鯛飯は多くの人に食べてもらえるよう、アレルギー対策も広島大学病院と共同研究し、開発しました。そして缶の構造にもこだわりが…。通常缶に熱湯を入れると熱が伝わり持てなくなるほど熱くなりますが、缶の中にプラスチックの容器を入れるというそれまでなかった構造で特許も取得しました。

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