株式会社petapeta(ペタペタ)(広島県)
子供の手形、足形などを使って動物などを描く「手形アート」子育て中のママさんたちを中心に、ここ数年で話題となり、全国各地でイベントが開かれる程、人気が高まっています。今回は、この「手形アート」を全国に広めた広島県広島市の株式会社ペタペタが登場。カンパニーで働いているのは、わずか3人。なのに、このアートが全国に広まったのは、ビジネスの仕組み秘訣がありました。その秘訣とは一体?さらに、全国に1000人以上いる「手形アート」の公認講師。その、ほとんどが子育て中のママさんたち。ママさんたちが楽しみながら仕事ができる、その秘密とは?そして、全国に広まっていく「手形アート」の人気に、ある大手企業から商品開発の協力を依頼が舞い込みます。その企業とは?そして、完成した商品とは?今回は、親子で楽しむ手形アートを全国に広めたカンパニーのそ~だったのかに迫ります。
子供たちの手形・足形を使って、動物などを描いて楽しむ「手形アート」を全国に広めたカンパニー。働いているのは社長の山崎さんと、大阪にいるスタッフを含めた、たったの3人。それでも、手形アートを全国に広められた理由は、講師を養成して増やしていったこと。現在、認定講師は全国47都道府県すべてに在住し、なんと1000人以上。しかも、講師のほとんどは小さなお子さんを持つママさんたち。育児の合間に教室やイベントを開き、収入を得られることが好評となっているのです。
手形アートが子供の成長過程を残すものとして、継続的に体験する人が多いことに注目したシャチハタと共同開発したのが、色とりどりの手形アート専用のスタンプ。強く握った赤ちゃんの手でも自然に開いてインキが塗れるように、スタンプ台に傾斜をつけて工夫。さらに、インキには子供の肌に優しい顔料を使用し、手に付いたインキは拭くだけで簡単に落とすことができるんです。この専用スタンプの開発で、手形アートが自宅でも簡単に楽しめるようになり、より身近なものとして広まっているのです。