広島県リースタオル株式会社(広島県)
何気なく使っている「おしぼり」今回は、取扱量1日35万本という西日本最大規模のレンタルおしぼり事業を行う、広島県広島市の広島県リースタオル株式会社が登場。厚生労働省のガイドラインによる、おしぼり1枚当たりの雑菌数は10万個未満。清潔さにこだわるカンパニーは、1回ごとに水温、洗剤を変え、最低6度洗いを実現する事で、これを3000個に!ラー油をべったり付けたおしぼりは、果たしてどこまできれいになるのか?実験の結果に、スタジオの八嶋、八田も驚きの連続です。また、清潔さにこだわるカンパニーが新しい業界へのサービスに乗り出します。その事業とは?今回は日本が誇るおもてなし文化、おしぼりカンパニーの知られざるそ~だったのかに迫ります。
おしぼりのレンタルサービスを西日本最大規模で行っているカンパニー。バブル崩壊以降、飲食店での需要は布おしぼりから、より安価な紙おしぼりへと変わり、売り上げも年々減少しました。そこでカンパニーは布おしぼりの品質を向上させるため清潔さにこだわりました。厚生労働省のガイドラインでは、おしぼり1枚当りの細菌数が10万個未満と定められているところ、カンパニーでは3000個未満を自主基準としています。また、清潔さにこだわったことで、病院や介護施設などの医療現場へ新たに繋がりました。お風呂に入れない人の体を拭くための「清拭タオル」。2005年の導入後、279ヵ所の医療現場で採用され、3年後には紙おしぼりの台頭で落ち込んでいたカンパニーの売り上げを回復させたのです。
お店のおもてなしをサポートしたいという思いで2012年から始めたのは、飲食店のメニュー表やパンフレットのほか、名刺やホームページなどの製作。このサービスを始めたのは、元々おしぼりの配送ドライバーでもあった今田さん。週に2~3回、配送で伺っているお店の方から相談されたことがきかっけでした。飲食店に関わるサービスを同時に提供することで本来のおしぼり営業の幅も広がったといいます。