株式会社 BIG SET(広島県)
今回は、広島県の観光地、宮島で新たなブームを巻き起こしているパン屋さん、広島市のBIG SETが登場。観光客に注目されているのは、1つ500円と少しお高めの牡蠣カレーパン。しかし、多い時には1日2500個も売り上げるカレーパンの誕生の秘密に迫ります。さらにスタジオには、カレーパンを生み出したユニークな社長が登場。パン屋さんをやる気は全くなかったという社長の波乱万丈の人生にも注目。実はこの社長、20年前に広島で大ヒットしたパン屋さんの仕掛け人でもあったんです。果たして、その大ヒットしたパン屋さんとは?さらに社長が新たに挑戦する世界で一つだけのカレーパン企画とは?スタジオには4月から八田亜矢子さんに代わって、新MCになった島根県出雲市出身の曽田麻衣子さんが初出演。今回は、ユニークなアイデアで新たな挑戦を続けるパンカンパニーのそ~だったのかに迫ります。
2000年に広島でいち早く100円均一のパン屋さんをオープンさせたパンメーカー。パンは売れていたものの、時代とともに小麦など原材料の高騰が経営を圧迫していました。そこで、大瀬戸社長が考えたのが、広島の特産品を使ったパンの製造でした。様々なパンを試作しましたが、社員の評価はどれもイマイチ。そんなときに、大瀬戸社長が思い出した味が、母親がつくってくれた牡蠣入りのカレー。一番こだわったのは牡蠣のプリプリ感。牡蠣は焼くと硬く小さくなってしまいますが、蒸すことで、柔らかく大きいまま、カレーパンに使うことができたのです。2014年に宮島にオープンした牡蠣カレーパン専門店は、多い時で1日2500個売れる人気店となったのです。
大瀬戸社長が地域の特産品を使ったオリジナルのカレーパンで町おこしをしたいと企画した『世界に1つだけのカレーパン』。地元の商工会と協力して1年前に始めました。去年開発した東広島市黒瀬町の特産・黒瀬牛を使ったカレーパンは、イベントや広島市内のアンテナショップで販売して人気となりました。現在は商工会同士のつながりを通じて、広島県内の道の駅で販売するカレーパンを企画中。どんなカレーパンができるのか?乞うご期待!