株式会社 コーポレーションパールスター(広島県)
今回は、広島県東広島市安芸津町で靴下を製造販売するカンパニー「株式会社コーポレーションパールスター」が登場。
創業105年のカンパニーが、自社商品開発を始めたのは15年前。元々、下請けからの脱却を目指したのが理由でした。自社商品の「機能性くつ下」開発を始め、その中で大ヒットしたのが「転倒予防くつ下」。知り合いから高齢者の寝たきりの原因である「転倒」を予防する靴下を開発できないか?という問い合わせがキッカケでした。しかし、商品開発をしたことのない社長。あるのはくつ下を作るノウハウのみ。悩み抜いた末、社長がとった驚きの行動とは一体?今回は下請け「くつ下メーカー」が、自社商品開発を実現するまでに発展した驚きの秘密のそ~だったのかに迫ります!
運送事業をメインに10種類以上の多角化事業サービスを行っているカンパニー。多角化経営には設備投資や人材雇用のデメリットがありますが、カンパニーは長年にわたり多角化に取り組んできたことで、このコロナ禍でも黒字となっているのです。成功の秘訣は、地域の困りごとを事業にすること。誰かが困っているということはそこに必ずニーズがあるという考えで、事業サービスを増やしていきました。そして、もう1つの秘訣は、オールラウンドプレイヤーを目指すこと。社員ひとりひとりが複数の仕事をこなすことで、新規事業に対してリスクを最小限に抑えることができ、効率的に業務を行うことができているのです。
カンパニーでは複数の仕事をこなす社員を「サービススタッフ」と呼び、オールラウンドプレイヤーになることを目標にしています。そのために、必要となってくるのがスタッフの教育。その一翼を担っているのが以前、自動車学校の教官をしていた坂本さん。定年後に、スクールバスの運転手としてカンパニーに入社しましたが、前職の経験を活かし新入社員の教育係として、運転技術の指導などを行っています。現在、カンパニーには、別の職業で定年退職して、働いているパート社員が約30人。様々な職業を長年経験してきたパート社員が知識を教えていくことで、多角化経営を支えているのです。