公益社団法人 広島交響楽協会(広島交響楽団)(広島県)
今回は、広島を拠点に活動するプロオーケストラ「広島交響楽団」が登場。
平和都市広島で「Music for Peace~音楽で平和を~」をテーマに活動する広島交響楽団は1963年の発足以来、年間140回を超える演奏活動を行っている。今回はコンサート本番までの2日間に番組カメラが密着。さらに楽団員の自宅にお邪魔しその演奏方法も大公開!あまり知られてないオーケストラ編成の裏側や演奏中にコミュニケーションをとる秘密の方法も明らかに!
普段見ることのできないコンサート舞台裏から普段の活動に隠されたプロオーケストラのそ~だったのかに迫ります!
地域の音楽文化の振興と、平和都市広島の名を広めるため、国内にとどまらず、ヨーロッパなど世界6カ国で活動しているプロオーケストラ・広島交響楽団。年間約140回の演奏活動を行っています。オーケストラでは公演ごとに指揮者が変わるのが一般的。曲のテンポや音の強弱は指揮者によって全く違い、指揮者の意図をくみ取りメンバーに伝えるのは、ヴァイオリン奏者でもあるコンサートマスターをはじめ、ヴィオラやチェロの首席奏者。指揮者の描くイメージをそれぞれの楽器の演奏方法に変換して伝え、さらに、演奏中にも弓や体を大きく動かすことで、音の強弱やテンポを他の演奏者に指示を出しているのです。
広島交響楽団が発足以来取り組んでいるのは、広島に音楽文化を育むための地域貢献活動。2011年からは「音楽の芽プロジェクト」と題し、コンサートホール以外の活動にも力を入れています。そのひとつが、地元の学校を訪問して演奏する「音楽鑑賞教室」。広島県内を中心に年間20回以上開催しているこの取り組みでは、普段、オーケストラを聴く機会の少ない子供達のため、本番さながら総勢50人の楽団員が学校で演奏します。音楽の楽しさを子供達に味わってほしいと、本格的なオーケストラの演奏の他にも、楽器紹介や指揮者体験のプログラムを用意していて、子供達からは大好評となっているんです。