そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 トーエイ

【所在地】広島県庄原市東城町

株式会社 トーエイ(広島県)

今回は、広島県庄原市東城町でショッピングセンターを営むカンパニー「株式会社トーエイ」が登場。
町民の4割が高齢者という東城町で、なんと9割以上の人が持っているという地元商工会発行のカード「ほろかカード」。キャッシュレス決済&ポイントサービスのこのカードの普及に貢献したのが今回のカンパニー。その成り立ちは、地元商店街の八百屋さん、米屋さん、靴屋さんなどが集まったものでした。最大のポイントは通常のカードと違い、手数料が商工会に入ること。その利益をポイント還元や地域のイベントに寄付することで、使えば使うほど、地域が潤う仕組みを作り出したのでした。
お客さんも生産者も喜ぶサービスで地域経済を活性化させたカンパニーのそ~だったのかに迫ります!

そーだったのかポイント1

放送内容写真

町民の9割が持っている地域のカード

ショッピングセンターを営むカンパニーがある東城町は、人口約7300人のうちの4割が65歳以上と、高齢者の多い町。そんな町で住民の9割を超える6600人以上が持っているのが「ほろかカード」。町外に大型店舗ができたことにより、年々、町内での買い物が減少。そこで、買い物客を呼び戻そうと、商工会の提案により、カンパニーと商店街のポイントカードを統合させてできたカードなのです。町内約70カ所のお店で使うことができ、キャッシュレス決済に加え、お得なポイントサービスがつくだけでなく、地域経済の循環にも役立っているのです。その仕組みは、カードの手数料が決済会社の代わりとなる商工会に入り、非営利団体の商工会はその利益をカードのポイント還元や地元のイベントへ寄付するというもの。利用者がカードを使えば使うほど、地域のためにお金を還元できるのです。

そーだったのかポイント2

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お客さんの要望から生まれたサービス

カンパニーのお店には1日に平均1300人のお客さんが訪れますが、そのほとんどが高齢者。そのため、高齢者が重たいカゴを持ち上げなくても、カートのままレジ精算から袋詰めまで出来るように店内を改良したのです。こうしたサービスにカンパニーが力を入れるようになった背景には、町の人口減少に伴う来店者の減少がありました。そこに歯止めをかけるべく、サービス向上を目指し実施したのが、買い物に関してのニーズを分析するためのアンケート。その結果を受け設置したのが飲食や休憩ができるコミュニティカフェ。バス停が近いため、その待ち時間にも利用ができると好評なのです。また、地元の野菜や特産品をもっと買いたいという要望を受け、地産地消コーナーも設置。お客さんだけでなく、地元の農家からも喜ばれているのです。

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